水引の結びをかたどった
縁起の良い箸置きセット
引き出物や贈りものに
水引の結びをモチーフにした錫製の箸置です。
それぞれにおめでたい文様をかたどった箸置は、引き出物や贈り物にもおすすめです。
錫は、抗菌作用があるため食器として安心してお使いいただけます。
また、錫100%のためやわらかく、形を変えてご使用いただくことも可能です。
■5つの結び
<叶(かのう)結び>
結び目を表から見ると「口」の形に、裏から見ると「十」の形に見え、「願いが叶う」という意味を持つ、縁起の良い結び方です。蝶結びと似ていますが、結び目が異なっており、引っ張ると解くことができる蝶結び(もろわな結び)とは違って、叶結びは解けない結び方です。
<相生(あいおい)結び>
相生とは「一つの所から互いに接して生え出る」ということ。「共に成長する」「夫婦が長生きする」というようなことに例えられ、おめでたい縁結びのひとつです。
<あわじ結び>
「結びきり」といわれる水引の一種。吉凶全ての基本となる最高位の水引結びとされています。一度結ぶとほどくことが難しく、両端を引っ張るとさらに強く結ばれる「あわじ結び」には、「末永く途切れないように」「固く結ばれたままで」という願いが込められています。
<片蝶(かたちょう)結び>
「蝶結び」の輪が片方だけの結び方です。簡単にほどいて結び直すことができることから、「おめでたく、何度あっても良い」という意味で用いられます。
<抱きあわじ結び>
あわじ結びの応用編です。普通のあわじ結びを作るときは3本だけで作りますが、抱きあわじ結びを作るとき、3本×3本であわじ結びを作ります。
■2種類のセット
1箱に3種類の文様の箸置きがセットになっております。
<左より、叶(かのう)結び・あわじ結び・抱きあわじ結び>
1箱に5種類の文様の箸置きがセットになっております。
<左より、叶(かのう)結び・相生(あいおい)結び・あわじ結び・片蝶(かたちょう)結び・抱きあわじ結び>
<錫>
錫は金、銀に次ぐ高価な金属で、抗菌作用があります。
錫の器に入れた水は腐りにくく、お酒がまろやかになるといわれ、古くから酒器や茶器などに使われていました。
能作の錫は、純度100%です。
通常は硬度を持たせるために他の金属を加えますが、能作の錫はそれらを一切含みません。
純度100%の錫はやわらかく、形状や厚さにもよりますが手で容易に曲げることが できます。
曲げる時にピキピキと音がしますが、これ は 錫 の 分 子が 擦れ合う音 でTin Cry(ティンクライ)と呼ばれています。
金属材料を熱して液状にした後、型に流し込み、冷やして目的の形状にする製造方法を鋳造(ちゅうぞう)といいます。
溶けた金属を流し込む型を鋳型(いがた)、その型から取り出してできた金属製品は鋳物(いもの)と呼ばれています。
能作の製品はすべて、職人の高度な技術と丁寧な手作業により製造されています。
形状や用途に応じた鋳造方法、仕上げ技法、金属材料(錫、真鍮、青銅等)を選択し、味わいのある製品を生み出しています。
能作は、鋳物の可能性を広げるべく、伝統を受け継ぎながらも分野を超えたものづくりに挑戦しています。
富山県北西部の市、高岡市。
人口約17万人という富山県第2の都市で、県西部(呉西)の中心都市として知られています。
その歴史は、1609年に加賀藩主の前田利長が高岡城に入り、「高岡」の町が開かれたことにより始まりました。
「高岡」の地名は『詩経』の一節「鳳凰鳴矣于彼高岡(鳳凰鳴けり彼の高き岡に)」に由来し、前田利長が築城と開町に際して名づけた瑞祥地名であるといわれています。
この1609年の開町から商工業の町として発展しました。
その高岡の地に400年伝わる鋳造技術を受け継ぎながら、「能作」は技術と素材を最大限に活かすデザインを探究し、鋳物の可能性を広げ続けています。
株式会社能作
400年受け継がれる鋳造技術
株式会社能作は大正 5 年(1916)、この高岡の地で鋳物の製造を開始しました。
創業当時は仏具、茶道具、花器を中心に手掛け、くわえて近年はインテリア用品、テーブルウェア、照明器具、医療機器等を通じて伝統的工芸品である高岡銅器の魅力を今に伝え続けています。
透き通るような仕上げの風鈴や、洗練された佇まいの錫製テーブルウェアも、仏具や茶道具の製造で培われてきた鋳造・仕上げ技術によるものです。
職人から職人へと受け継がれてきた高度な鋳造技術や優れた知恵、伝統、精神を次の世代へと継承すべく、素材・技術研究や商品開発に取り組んでいます。
GO21 –
ひきでものでいただきました。
まさに結婚式にぴったりなお品だと思います。少し重くてしっかりしています。
焚 缶 –
結びや、蝶々など祝いの席にぴったりです