afugi (オウギ) -日本製の生活雑貨を産地から届ける通販サイト- 日本製の生活雑貨を産地から届けるONLINE STOREです。「たずねる。心づく。豊かな暮らしを」をコンセプトに、産地に根づく伝統産業や文化を、日常生活に寄り添うプロダクトを通して日本製の魅力をつないでいくJAPANMADE PRODUCT BRANDです。

 

繊維産地,織物産地

 

<繊維>
米沢産地 / 足利産地 / 桐生産地 / 八王子産地 / 栃尾産地 / 見附産地 / 北陸産地 / 富士吉田産地 / 遠州産地 / 天龍社産地 / 尾州産地 / 知多産地 / 三河産地 / 湖東産地 / 丹後産地 / 泉州産地 / 大阪南部産地 / 西脇(播州)産地 / 三尾産地 / 徳島産地 / 今治産地 / 筑後・久留米産地 / 博多産地

<伝統工芸織物>
置賜紬 / 羽越しな布 / 結城紬 / 伊勢崎絣 / 桐生織 / 村山大島紬 / 本場黄八丈 / 多摩織 / 塩沢紬 / 本塩沢 / 小千谷ちぢみ / 小千谷紬 / 十日町絣 / 十日町明石縮 / 信州紬 / 牛首紬 / 近江上布 / 西陣織 / 弓浜絣 / 阿波正藍しじら織 / 博多織 / 久留米絣 / 本場大島紬 / 久米島紬 / 宮古上布 / 読谷山花織 / 読谷山ミンサー / 琉球絣 / 首里織

 

 

<繊維>

米沢産地

[天然繊維と化学繊維の総合織物・ニット織物]

小幅物、和服地の生産は減少傾向で、広幅服地の産地には変わりつつある
薄地のレーヨンとの複合ジャカード、ドビー織物
古くは江戸時代に麻織物からはじまり、やがて桑の栽培と養蚕が盛んになると麻絹混織、絹織物へと変化
時代の推移と共に化学染料による染色や人絹(レーヨン)応用の織物など近代化が進む
米沢平と呼ばれる高級袴地が有名
実に礼装用男袴の約95%が山形県米沢市で生産されている

 

<伝統工芸織物>

置賜紬「おいたまつむぎ」

17世紀に上杉藩の奨励があり産地形成
板締め染色による米琉板締小絣、しぼ出しが特徴の白鷹板締小絣のほか、併用絣、緯総絣、紅花等で染色する草木染紬等がある
野趣に富む素朴な風合いの着尺地

 

羽越しな布「うえつしなふ」

羽越地域の山間部に生育するシナノキ、オオバボダイジュ、またはノジリボダイジュの樹皮からとれる靭皮繊維で糸を作り、布状に織り上げたもの
縄文や弥生時代から衣装や装飾品などに利用され、長く着流しや農作業等の仕事着として利用されるとともに、漁網、漉し布、敷布や収納袋としても流通していた
今日では、帯地やバック、帽子等多くの日用品にも加工されている

 

<伝統工芸織物>

結城紬「ゆうきつむぎ」 (茨城県・栃木県)

古代から常陸国では織物が織られていたが、室町末期に結城紬の名称が生まれた
たて糸、よこ糸とも真綿の手紬糸を使い、独特ないざり機で織る日本の代表的な手織紬として有名

 

<繊維>

足利産地

[絹織物・タテ編・ヨコ編・丸編・染色]

江戸時代までは綿の織物で栄え、明治に入ってから絹織の生産に注力し輸出を拡大
昭和初期からは「足利銘仙」で一世を風靡する(銘仙の五大産地:伊勢崎,足利,桐生,秩父,八王子)
戦後洋装の時代を迎えてからはトリコット(たて編)を中心とした編地の産地となり、一口に繊維産地といってもかなりの変容を遂げてきた
また足利産地は、栃木県佐野市や群馬県桐生市,太田市などを含んだ一帯の総称として両毛産地(上毛野国:群馬県と下毛野国:栃木県)とも呼ばれる

 

<繊維>

桐生産地

[絹織物・複合織物・化合繊織物]

着尺、帯地から戦後婦人服地が成長し、レーヨンを主体にした複合ジャカード織物で後染め中心に、多種産地が特徴
高級絹織物の生産で栄え、「西の西陣、東の桐生」と称された
輸出羽二重を創織した地でもある
桐生織その物の起こりは約1300年前に遡るという記述も散見する
織物に限らず、縫製や染色,刺繍など多様な繊維業が現在も点在する
大正から昭和初期に最盛期を迎えた織物業の名残であるのこぎり屋根の工場跡を産業遺産としてのこし、用途を変換して観光などにも活用する動きがある

 

<伝統工芸織物>

伊勢崎絣「いせさきかすり」

歴史は古代からあるが、17世紀後半に産地形成し、明治・大正・昭和と伊勢崎銘仙の名で知られる
くくり、板締、なせんといった絣糸を作る技法により、「かすりのふる里」として、また幅広い紬産地として全国にその名を知られてる

 

桐生織「きりゅうおり」

発祥は8世紀に遡ると伝えられるが、18世中頃、西陣より技術を導入し紋織物の産地として発展
八丁撚糸機を開発し、お召しの産地として知られるようになったほか、錦織、風通織、浮経織など多種の織物が生産されている

 

<繊維>

八王子産地

[先染・絹織物・ニット織物・染色・養蚕]

もともと市場として栄えたが、やがて桐生・足利などの織物技術先進地と消費地(江戸・横浜港)をつなぐ立地から、織物・養蚕業が発展(別称:桑都)
力織機が導入される大正から昭和初期にかけては、家内工業から工場制工業へ転換し単なる集荷地ではなく織物生産の中心地へと変わる
生産拠点が他府県や海外などに移った現代においてもデザイナーとのものづくりを行う工場は多い

 

<伝統工芸織物>

村山大島紬「むらやまおおしまつむぎ」

江戸時代後期に絣模様の織物が始まり、明治以降、大島風の絣が盛んとなる
板締により経・緯の絣糸を染め分け、一本一本柄あわせして精緻な模様を織りあげる
亀甲などの対称柄に留まらず、デザインの多様性に特徴がある

 

本場黄八丈「ほんばきはちじょう」

室町時代から島の貢納物として知られる
現在のような、黄色に樺色、黒色等を配置したしま柄、格子柄の絹織物として完成したのは江戸中期
植物染料で染め、直射日光で乾燥し、手機で織られる為、丈夫で変色しない等の特徴がある

 

多摩織「たまおり」

平安時代末に絹が織られていたことが知られている
江戸末期頃までに、お召織、紬織、風通織、変り綴、もじり織の五技法が確立された
お召織は大しぼの凸凹の地風であり、紬織は手織で織られ、絣は小柄のたて絣である等の特徴がある

 

<繊維>

栃尾産地

[化合繊織物・ニット織物]

化合繊の中肉地織物が盛んで、後染めを主体に、綿中心の先染めが混在している
地域ごとに分業制で生産されていることが多いなか、新潟県中央部に位置する長岡市栃尾地域は、糸から織物に至る工程が地域内に集約されている、全国でも珍しい産地
ストレッチ素材などの化合繊や新素材の複合を得意としている

 

見附産地

[化合繊織物・ニット織物]

化合繊の後染、綿の先染 複合産地
男性用ニット製セーター出荷額が日本一
江戸時代より全国有数の織物産地であったが、戦後は洋装の普及とともにニット業の拡大をみせ、ニットの一大産地へと成長を遂げる
国内外のハイブランドによる受託生産を多く行い、ゴルフウェアの生産も盛んである

 

塩沢紬「しおざわつむぎ」

18世紀後半、上布のかすりやしまの模様づけ技法を絹織物に応用して始まった
生糸、玉糸、真綿の手紡ぎの糸を用い、手くくり等で絣模様をつけ、柄合わせをして織る
蚊がすりと呼ばれる特徴の細かく典雅な模様で名高い

 

本塩沢「ほんしおざわ」

17世紀中頃が起源であり、緯糸に強いよりをかけて出すしぼりが特徴の経緯がすりの絹織物
「絹縮」として名高く、板締、手くくりによる糸染め、手作業による柄合わせの伝統技法を残し、夏物の高級着尺として親しまれている

 

小千谷ちぢみ「おじやちぢみ」

起源は古代からある越後布で、17世紀中頃に現在の技法の原型が始まる
絣柄は、「手くくり」「手すり込み」によるもので、製織後は湯もみをして独得のしぼを出す
麻糸使いの夏物着尺地の代表的なものとして名高い

 

小千谷紬「おじやつむぎ」

18世紀頃が起源で小千谷縮の技法を活かしてうまれる
現在は、小千谷縮をしのぐ生産量となっている
原料は、玉糸と真綿の手紬糸で、絹独得の光沢と手触りの良さに加え、着べりのしない実用性を加えた絣柄の絹織物

 

十日町絣「とおかまちがすり」

19世紀中期に起源する十日町絣は、絣技法の最も基本的な手くくり、手すり込み技法により糸染めする
たて絣とよこ絣を併用し、繊細な絣模様を織り上げる

 

十日町明石縮「とおかまちあかいしちぢみ」

19世紀初期に起源をおく十日町明石縮は、八丁式撚糸機により、よこ糸に強撚糸を加え、湯もみをして独特のしぼりを作り出す
清涼感にあふれた薄地風が、その最大の特徴
戦前には、夏着尺の代表製品として、一世を風靡した

 

<繊維>

北陸産地 (石川県・福井県)

[合繊長繊維(ポリエステル・ナイロン)の織物・ニット織物]

3県産地で合繊のポリエステル長繊維織物が主力
スポーツ・アウトドアなど向け高密度織物を中心とした合繊の一大産地
同産地のテキスタイルは衣料用のみならず、カーシートやパソコン, 建築内装材等の産業資材分野にも多く活用されている

 

石川県

<伝統工芸織物>

牛首紬「うしくびつむぎ」

起源は12世紀後半、下って元禄年間にはすでに牛首紬の名が広く使われ、さらに文化、文政の頃に各地で珍重された
太く節のある玉糸で織るため、ネップが多く野趣に富んだ優雅さと素朴さが特徴である
その丈夫さから別名「釘抜紬」と呼ばれる

 

<繊維>

富士吉田産地

[細番手・先染・高密度織物]

甲斐絹で知られる裏地、座布団地、ネクタイ地などに婦人服地が近年成長
“甲斐絹(かいき)”を代表とする絹織物の生産を担ってきたことから、細番手の糸の扱いを得意とする産地
現代はネクタイ生地、インテリア生地、裏地、傘地、ストール、服地などの生産が行われ、ファクトリーブランドも多く台頭してきている

長野県

<伝統工芸織物>

信州紬「しんしゅうつむぎ」

18世紀初めから地場産業として発展
いちい林で飼育する天蚕の糸を使い特殊な光沢と地合いをもつ松本の山繭紬、基盤じまの上田紬、草木染めの伝統をもつ飯田紬、伊那紬等がある
いずれも真綿手紬糸を用い、素朴な織味をもつ

静岡県

<繊維>

遠州産地

[綿、麻など天然繊維の広幅織物]

お綿織物を中心に、綿・ポリエステル混紡織物を含めた総合産地
古都京都から近い琵琶湖のある近江に対し、遠い浜名湖のある遠江、別名”遠州”と呼ばれる静岡県西部
泉州、三河と並び、日本三大綿織物産地で、広幅織物が80%を占める
生産性の高い織機(無杼織機)が台頭して来ている中、シャトル織機の保有台数が多い産地であることも特徴的
伝統的なからみ織の技術が残る

 

天龍社産地

[別珍・コール天・綿スフ織物・合繊(短)織物]

40%が別珍・コール天、60%が一般生地織物を生産
特産の別珍・コール天は、全国生産の95%のシェアを誇る
全国生産量の90%以上のシェアを誇る別珍・コール天(コーデュロイ)の生産地
明治中期に輸入コール天を見本としてコール天製織の研究が開始され、明治28~29年頃にはコール天、明治43年頃には別珍の製造に成功
当時は鼻緒材料としての人気があったコール天だが、現在の用途は多岐にわたる

 

<繊維>

知多産地

[綿の白生地・小幅織物]

ポプリン、ブロードを主力とした白生地、知多木綿などで知られる綿織物の産地
浴衣、甚平、手ぬぐいなどに使われる小幅の白生地, 平織りが主

 

尾州産地

[毛織物を中心とした天然繊維]

全国一の毛織物産地
梳毛紳士、婦人服地、紡毛服地を主力に多品種、少量産地の分業一貫形態
尾張国の通称、尾州は毛織物の産地として有名
他産地と同様、もとは麻や絹から始まり、明治初期までは綿織物が中心であったとされる
明治24年の濃尾大震災をきっかけに綿栽培が困難になった当地では、輸入毛による毛織物の進出を遂げ、苦心の末毛織物の一大産地へと発展
分業体制が確立されているため、多品種少量短サイクル生産を可能としている

 

三河産地

[綿織物・スフ織物・繊維ロープ]

衣料、資材、寝装、インテリアなど各種織物、ニット二次製品を扱う総合産地で、綿伝来の地とされる
蒲郡(がまごおり)市を中心とした地域一帯で、一次加工品から最終製品までを一貫して生産できる特色を持つ
エアージェット・レピア・スルザーなどの最新鋭織機から小幅の力織機まで保有し、ドビー・ジャカードを駆使して、インテリア・寝装・資材など幅広い分野の織物を生産
日本三大綿織物産地として名を馳せたが、現在は織物業に限らず多種多様な繊維関連企業の集積地である

 

<繊維>

湖東産地

[麻織物・帆布・染色]

近江上布などで知られる高級麻織物の産地
琵琶湖が発する湿気から、麻の製織に向いた高温多湿な自然条件に恵まれたとされる
大阪・京都などに近く産地として発展を遂げた
昭和50年頃からは、着物用の細幅織物から広幅へ転換し、日本の麻布生産を支える
現在産地の高齢化により湖東での麻布製織は希少であるものの、多品種を扱う技術とオリジナルの新しい布を強みに残る工場がある

 

<伝統工芸織物>

近江上布「おうみじょうふ」

起源は古いが、19世紀に入り彦根藩の振興により発展
苧麻糸、手うみの大麻糸を使う
いざり機で織る生平(きびら)と、「なせん」で染色した絣糸による絣織りとがある
上布の代表産地として有名

 

京都府

<繊維>

丹後産地

[絹織物・ちりめん・染色]

強撚糸使いと紋織り技術が得意で秋冬物の後染めが中心
日本最大の絹織物の産地
和装用白生地において約70%のシェアを誇っている
江戸時代に京都西陣から持ち込んだ撚糸技術をもとに創織したものが「丹後ちりめん」の始まりで、以来産地として急速に発展
昭和中ごろからは先染織物(帯地・ネクタイ地)などの生産も盛んで、後染織物(ちりめん)と合わせて絹織物の総合産地である
近年は水に強い化繊ちりめんの製織も行われる

 

<伝統工芸織物>

西陣織 にしじんおり」

5,6世紀にはじまり、平安遷都後官営工業として発展
現在の産地は応仁の乱後に成立した
綴、錦、緞子、朱珍、紬、等多種の絹織物が生産され、特に多色の糸を使う紋織物は絢爛豪華な糸使い紋様の精緻さを誇る

 

大阪府

<繊維>

泉州産地

[綿スフ織物・タオル・毛布]

白生地主体(後晒染め加工)、小幅も全国の60%を生産
綿および綿合繊混紡織物
古くは綿の栽培に適した土地であったことから、「和泉木綿」の産地として名を馳せた
明治以降、輸入綿に押され一度市場から姿を消すが、近年に入り地場産業としての復活を遂げる
泉州の中でも泉大津を中心とした地域は日本の毛布生産の90%を占めており、
泉南地方は今治と並んでタオル生産が盛んである(後晒タオル)

 

大阪南部産地

[綿織物]

衣料用、産業資材用の白生地の綿織物が定番主力
細番手のブロード、ポプリンや綿、合繊混紡織物など多品種

 

兵庫県

<繊維>

西脇(播州)産地

[綿織物・先染]

先染め綿ギンガムを中心に、シャツの地の産地
先染の綿織物で国内生産の約70%のシェアを占める
「播州織」とは、シャツ地などに使用される薄手の先染め綿織物で、代表的な柄にギンガムチェックやストライプがある
大きなロットをこなす体制と技術が備わった産地で、工程ごとに細かく分業化されている

 

<繊維>

三尾産地 (岡山県・広島県)

[デニム・帆布・学生服]

岡山県児島周辺(備前)、岡山県井原市や広島県福山市といった備中(びっちゅう)備後(びんご)地域の総称として三備産地と呼ばれる
児島は国産ジーンズ発祥の地とされ認知度が高い
その他に学生服やワーキングウェアなど”丈夫な綿生地”の印象が強い産地
歴史的にも、もともと綿織物が盛んで多様な繊維製品を扱っており、1960年代頃から国産ジーンズの生産地としての地位を築く
また岡山県倉敷市では国内生産の70%を生産している帆布の一大産地である

 

徳島県

<繊維>

徳島産地

[阿波藍・藍染]

気候風土が藍作に適しており、江戸時代から藍の栽培が盛ん
稲作に次ぐ主要作物であった
藍染めも藍の栽培も全国で行われていたが、阿波藍は特に品質に優れていたため全国に販売されていく

 

阿波正藍しじら織「あわしょうあいしじらおり」

起源は1867年、寛政年間に流行していたシャガ縞という織物を偶然夕立で濡らしてしまい、布面に縮みが出来たのにヒントを得てつくられた
たて糸を平組織に、たたえ糸を緯畝組織にしてよこ糸は張力を強く、たたえ糸は張力を弱くして織り上げ、湯もみをする
張力差によって生ずる「しぼ」のもつ特徴の肌触りと、阿波藍の優雅な色調、素朴な味わいを特徴とする綿織物

 

愛媛県

<繊維>

今治産地

[タオル]

バスタオル、フェースタオル、タオルケットなど、ライセンスブランド商品中心の高級タオル産地
日本にタオルが入ってきたのは明治になってからである
それまで、今治では綿の白生地やネル生地を多く織っていた
今治タオルはブランド化し、”5秒ルール”など厳しい基準を設け品質を保っている。

 

福岡県

<繊維>

筑後・久留米産地

[綿織物・はんてん・絣]

日本最古である伝統的な久留米絣で知られる産地で、明治以降技術の発展と共に多様な柄が生み出された
今でこそ高級品だが当時は庶民の日常着として流通していたとされる
昭和に入ってから半纏の製造が盛んとなり、現在国内の綿入りはんてんのシェア90%以上を誇る

 

博多産地

[絹織物]

帯などに使われる厚地の絹織物、”博多織”の産地
博多の商人が中国に渡って織物の技術を習得し、帰国後に改良を加えたのが起源だとい
われる
江戸幕府や皇室への献上品に選ばれ、繊細で優美なものも多い

 

<伝統工芸織物>

博多織「はかたおり」

起源は13世紀頃
帯は17世紀初めに、黒田長政が幕府の献上品に指定、献上博多と呼ばれるが、地質が厚く、独鈷(どっこ)、華皿を図案化した浮線紋と柳条のある紋様をたて糸のみで表す、簡単で粋な感じの絹織物である

 

久留米絣「くるめかすり」

19世紀初めに、一少女により考案されたといわれている
庶民性の高い綿絣で、紺地に白、または青抜きの絣柄が特徴である
絵がすり、十字絣など様々なかすりが織られ、趣味性の高い着物として、また洋装、インテリアなどに幅広く愛用されている

 

鳥取県<伝統工芸織物>

弓浜絣「ゆみはまがすり」

18世紀中頃が起源
地元の豊かな綿花、藍に支えられ鳥取藩の保護育成策により発展
藍染を主体に、かすり模様は白と紺により花鳥山水、縁起物、生活風景をアレンジした素朴で楽しい絵、よこ絣が特徴

 

宮崎県

<伝統工芸織物>

本場大島紬 ほんばおおしまつむぎ (宮崎県・鹿児島県)

奄美での起源は古いが、産地形成は18世紀初期
その後、鹿児島にも技法が伝わる
絣模様は、特徴のしめ機を用いて作られ、また「泥染め」の技法も名高い
すっきりとした絣の美しさと、渋い風格の絹着尺である
近年では、草木染め等の色彩豊かな製品も見られるようになったいる

 

沖縄県

<伝統工芸織物>

久米島紬 くめじまつむぎ

14世紀頃、南方貿易によりインド系の製織法が伝えられたといわれている
日本最古の絣織物とされている
沖縄の地域特性を背景に、草木染め、泥染め、きぬた打ち等の古来の技法を守って生産されている

 

宮古上布「みやこじょうふ」

16世紀後半に自生の苧麻を用いて上布を織ったのが起源とされる
麻織物であるが、糸は細かく、絣模様は精緻で、織り上げた布はロウを引いたようになめらかである
藍染め、手紬糸、手機等昔ながらの手法で作られている

 

読谷山花織「よみたんざんはなおり」

起源は15世紀、琉球王朝の御用布として、読谷住民以外の一般庶民は着用出来なかったという
生糸、綿糸を素材に、可憐で華やかな花模様を糸色で浮かせ、それに絣の風合いをあしらった南国的な織物である

 

読谷山ミンサー「よみたんざんみんさー」

起源は花織と同時期で、やはり南方の影響が濃い
第二次大戦によって一時消滅しかけたが、関係者の熱意により復興
先染めの絣糸(綿糸)を素材にし、たてうね織りで織られた南国特有の色彩感覚に満ちた柄模様で知られている。
ミンサーとは細帯のこと

 

琉球絣「りゅうきゅうかすり」

起源は14~15世紀
南方系の絣を母体とする幾何文様が主体
元来、綿絣が主だったが、現在は絹がすりが大半である
手くくり、手織により生産されている

 

首里織「しゅりおり」

琉球王朝の古都として栄えた首里では、南方諸国や中国の影響(15世紀頃)を受け、絣、花織、道屯織、花倉織、ミンサーなど幾種もの特徴の織物が織られている

 

 

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産地を温ねて心づく日本製

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