鋳物ならではの
ザラザラ感が
まろやかな味わいに
毎日美味しいお酒を楽しみたい方におすすめのぐい呑です。
数あるぐい呑の中でもスタンダード且つ落ち着きのある形状で根強い人気がある一品です。
フレッシュで清涼感がある、なめらかな日本酒には、口が開いていないオーソドックスなぐい呑がぴったり。
特にこのぐい呑は、普通酒・本醸造酒・生酒といった爽酒タイプの日本酒との相性が驚くほど抜群。
他の日本酒とも合わせやすい形状なので、初めて能作の錫酒器を手に入れるなら、このオールマイティーなぐい呑がおすすめです。
一つ一つ職人が手作業で仕上げたぐい呑は、やわらかく手になじみ、どこか温もりを感じさせます。日々の晩酌が楽しくなります。
■日本酒にはピッタリのサイズ感
サイズ:H44×φ67
満水容量:90ml
オールマイティなサイズ感のぐい呑です。
<錫>
錫は金、銀に次ぐ高価な金属で、抗菌作用があります。
錫の器に入れた水は腐りにくく、お酒がまろやかになるといわれ、古くから酒器や茶器などに使われていました。
能作の錫は、純度100%です。
通常は硬度を持たせるために他の金属を加えますが、能作の錫はそれらを一切含みません。
純度100%の錫はやわらかく、形状や厚さにもよりますが手で容易に曲げることが できます。
曲げる時にピキピキと音がしますが、これ は 錫 の 分 子が 擦れ合う音 でTin Cry(ティンクライ)と呼ばれています。
金属材料を熱して液状にした後、型に流し込み、冷やして目的の形状にする製造方法を鋳造(ちゅうぞう)といいます。
溶けた金属を流し込む型を鋳型(いがた)、その型から取り出してできた金属製品は鋳物(いもの)と呼ばれています。
能作の製品はすべて、職人の高度な技術と丁寧な手作業により製造されています。
形状や用途に応じた鋳造方法、仕上げ技法、金属材料(錫、真鍮、青銅等)を選択し、味わいのある製品を生み出しています。
能作は、鋳物の可能性を広げるべく、伝統を受け継ぎながらも分野を超えたものづくりに挑戦しています。
富山県北西部の市、高岡市。
人口約17万人という富山県第2の都市で、県西部(呉西)の中心都市として知られています。
その歴史は、1609年に加賀藩主の前田利長が高岡城に入り、「高岡」の町が開かれたことにより始まりました。
「高岡」の地名は『詩経』の一節「鳳凰鳴矣于彼高岡(鳳凰鳴けり彼の高き岡に)」に由来し、前田利長が築城と開町に際して名づけた瑞祥地名であるといわれています。
この1609年の開町から商工業の町として発展しました。
その高岡の地に400年伝わる鋳造技術を受け継ぎながら、「能作」は技術と素材を最大限に活かすデザインを探究し、鋳物の可能性を広げ続けています。
株式会社能作
400年受け継がれる鋳造技術
株式会社能作は大正 5 年(1916)、この高岡の地で鋳物の製造を開始しました。
創業当時は仏具、茶道具、花器を中心に手掛け、くわえて近年はインテリア用品、テーブルウェア、照明器具、医療機器等を通じて伝統的工芸品である高岡銅器の魅力を今に伝え続けています。
透き通るような仕上げの風鈴や、洗練された佇まいの錫製テーブルウェアも、仏具や茶道具の製造で培われてきた鋳造・仕上げ技術によるものです。
職人から職人へと受け継がれてきた高度な鋳造技術や優れた知恵、伝統、精神を次の世代へと継承すべく、素材・技術研究や商品開発に取り組んでいます。
cfdppa –
富山県に行った際に日本酒を飲むために購入させて頂きました。富山県の錫のおちょこは有名で友達と同じものを購入しました。少し高かったですが、とても美味しく日本酒が頂けるので買って良かったです。良いものをありがとうございました。
Suiki –
口当たりが良く、とても美味しくお酒をいただけます。いくつかおちょこをもっていますが、夏はこればかり使っています。