<産地>日本漆の産地はココ。 ~日本の名産を巡る~
<産地>日本漆の産地はココ。 ~日本の名産を巡る~
『日本の名産を巡る』 -日本漆編-
日本には全国各地に様々な産業が発展し、”産地”といわれる地域があります。
今回は日本漆。
現在では希少価値が高く、世界に認められたクオリティを持っています。
日本漆の産地
日本漆といえば岩手県二戸市浄法寺町。
国内生産量のうち、約70%が岩手県二戸市の浄法寺漆です。
国内で使用される漆のうち、国産はわずか3%。
かつては漆の産地が漆器の産地として盛んでした。
伝統的工芸品の漆器の産地は1府16県ありますが、漆を生産している県は、1府9県。
国産漆の生産地は
1位:岩手県
2位:茨城県
3位:栃木県
となります。
そんななか、現在でも産業として有名なのが国内生産量トップの岩手県二戸市浄法寺町。
日本で一番うるし職人が多い場所もあります。
漆産業は昔から盛んで、漆沢、漆畑、漆原などという地名が残っています。
岩手県浄法寺では、昭和53年からうるしの木の植栽をおこなうなど、様々な取り組みをおこなっています。
現在では国内最大の原木資源を誇る地域となっています。
うるしの木
漆の木は15年から20年かけて育てられ、一本の木からわずか200ml程度しか摂れません。
6月からの採取時期によって性質や用途が変わり、10月の採取が終わると伐採され、水にさらした枝からも末辺(まつへん)として採取されます。
翌年、春に切り株から伸びるひこばえの中の選ばれた一本が、15年かけてまた新たな木に育てられます。
しかし量産とともに外国産の漆が市場の九割り以上を締め、日本産は高額なことから利用が減り、日本の漆産業を存続させるには様々な問題が残されています。
▽国産漆についてはこちらから▽
日本漆について
国産漆と外国産漆では、全く異なるといってもいいくらい国産漆は高いクオリティを持っています。
かつて国産漆は質の良さから『JAPAN』と呼ばれるほどでした。
この希少性をぜひご家庭で味わってみて下さい。
<記念日>
うるしの日:11月13日
この日は記念植樹も行われています
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