「美味しいお茶の淹れ方ってあるの？」急須で美味しいお茶を淹れよう

お茶って淹れ方ひとつで味が変わるって知っていましたか？

同じ茶葉を使っても、時には甘みがあって美味しかったり、また時には苦かったり。

タイミングによって味が変わることってありますよね！

「茶葉の量？」

「お湯の量？」

「お湯の温度？」

など、細かいところで味が変わるのでしょうか。

今回は「美味しいお茶の淹れ方」についてご紹介していきます！

[内容]

① 美味しいお茶には「急須」がマスト！

② 美味しいお茶の淹れ方

③ 茶葉を入れる時のコツ

④ おすすめの急須

⑤ まとめ

美味しいお茶には「急須」がマスト！

おばあちゃんの家にある「急須」

そんなイメージがあるからこそ、少し古風な印象があるのではないでしょうか？

そして

「なんでお茶を淹れる時にわざわざ急須を使うんだろう？」

なんてことさえ思っていた方も少ないくないのではないでしょうか。

しかし、その急須がお茶を美味しくしてくれるのです。

それは

「ちゃんと茶葉から成分を抽出できるから」

急須に茶葉とお湯を入れて時間をおく間に、乾燥していた茶葉がお湯に浸って広がり、閉じ込められていたお茶の香り・味がにじみでてくるためです。

美味しいお茶には「急須がマスト」なんです。

美味しいお茶の淹れ方

美味しくお茶を淹れるには、まず「急須」を用意しましょう。

【急須を使ったお茶の淹れ方】　

「茶葉・お湯の量 / お湯の温度（2~3人分）」

・茶葉の量：5~6g（大さじ約2杯）

・お湯の量：70~80℃（少し湯気が上がる程度）

・お湯の量：180cc（1人あたり60cc×3人分）

・抽出時間：フタをして約1分くらい

【手順】

手順①：人数分の湯のみにお湯を7~8分目ほど注ぎ、お湯を冷まします。

手順②：急須に茶葉を入れます。（茶葉の量は1人あたり60ccのお茶で約2g程度）

手順③：湯のみで冷ましたお湯を急須に注ぎます。お茶の葉が開くまで約1分ほど待ちます。

手順④：お茶の葉が開いたら、お好みの濃さに合わせて 急須を3～5回まわして湯のみに均等につぎ分けます。つぎ始めは薄く、後になるほど濃くなるので、お茶の濃さが平均するように注ぎまわします。

手順⑤：急須に残らないように、必ず最後の一滴までしぼるように注ぎきります。

【注意点】

・急須を回したり、沸騰したお湯を注いだりしてはいけません。

・急須の蓋の穴は、注ぎ口側（注ぎ口に一番近いところ）に配置してください。

・お湯はポットなどから直接急須に入れるのではなく、湯呑みや湯冷まし等でお湯を冷ましてから急須に入れるようにしましょう。

「苦い」「味が薄い」をなくすには

お茶の失敗にありがちなをなくすためには

・茶葉の量を守ること

・お湯の温度に注意すること

が重要とされています。

この2つのコツだけで美味しいお茶を淹れることができます。

茶葉を入れる時のコツ

茶葉を入れる時は「茶さじ」を使いましょう。

失敗しないお茶の淹れ方のひとつである「茶葉の量」

美味しいお茶を淹れるには、きちんと茶葉の量を量ることが大切です。

そのために必要なのが茶さじです。

お茶を淹れるたび、濃さが変わるといったことも防げます。

【お湯の温度で変わる味わい】

お湯の温度でお茶の味わいが変わります。

① 水出し〜低温抽出

水出しや50℃くらいの低温のお湯で淹れるお茶は、甘みが強く緑茶のうまみ成分が多く抽出されます。

リラックスしたいときにおすすめです。

②中温〜高温抽出

80℃以上の中温～高温でいれると、渋みや苦みが感じられるお茶になります。

頭をスッキリさせたいとき、集中力を高めたいときにおすすめです。

おすすめの急須

このように美味しいお茶を淹れるために必要な急須。

そんな急須は「陶器製」がおすすめ。

ガラス製やステンレス製のおしゃれな急須も数多くありますが、陶器製のものを選ぶようにしましょう。

陶器製の急須を使うと、「お茶の中の余分な不純物を吸着してくれて、美味しいお茶に仕上がる」とされているからです。

現在では茶漉しがついたセラメッシュ一体型の急須や、セラメッシュが細かいものなど、陶器製の急須にも様々な種類があります。

これは茶葉の種類で選びましょう。

茶葉の形や大きさ、葉の広さなど、産地やお茶の種類によって茶葉のサイズや形も変わってきます。

お好みの茶葉に合うもので選べますが、茶こしの目が細かい急須を選んでおくと、どんな茶葉にも対応できるのでいいかもしれません。

まとめ

このように、淹れ方ひとつでお茶の味わいが変わります。

お湯の温度や抽出時間の違いだけでも「甘み」や「苦味」「渋み」の味のバランスや香りが変化します。

味わいの好みは人それぞれ。

様々な茶葉で様々な淹れ方を楽しみながら、あなた好みのお茶を見つけていくことも素敵なティータイムの時間になるのではないでしょうか。

あなた好みの味わいのお茶を楽しんで頂けたら嬉しいです。