簡単に挟んで消せる
あひるのろうそく消し
石川県の伝統工芸品「七尾和ろうそく」を牽引する「高澤ろうそく」のろうそく消しです。
火を消したり、芯の長さを整えたりと便利な真鍮製のアイテムです。
あひるをモチーフにしたかわいいデザインになっています。
ろうそくの炎を消すときは、挟むだけで簡単に消すことができます。
また、素材は真鍮を使用しているので、安心してお使いいただけます。
和ろうそくの炎が大きすぎたときに、黒く燃え残った芯を短くして炎の大きさを調整する「芯切り」もできます。
1本あると便利なろうそく消しになっています。
使いやすくて安全なサイズ感
ろうそくを扱う際にも安心してお使いいただけるサイズ感です。
和ろうそくの産地のひとつ「七尾和ろうそく」
石川県の能登半島に位置する七尾市は、1650年頃に七尾を領地とした前田家が蝋燭座(ろうそくざ)といわれるろうそくの製造販売の組合をつくり、各地より職人を集め。ろうそく作りを推奨しはじめたことから産業が発展していきました。
七尾は江戸から明治にかけて北前船の寄港地として栄えたため、各地から原料をもちこみ、できあがったろうそくを各地に運ぶことができたことから七尾でのろうそくの生産が盛んになっていきました。
<画像提供先:高澤商店>
<画像提供先:高澤商店>
「大切にしていること」
私たちが大切にすることは、ふるさと能登をはじめ、和ろうそく作りを通じて繋がりのある地域の伝統的な風景や自然の景色を保全していくことです。
七尾の和ろうそくの歴史的な背景を紐解くと、海運を通じて日本各地との繋がりがあります。和ろうそくは植物由来の原料を使用しています。
植物ロウや和紙や灯芯草などその地域の里山の恵みを分けてもらい製品とします。
日本各地にある伝統的な産地と共存することで私たちは成り立ち、和ろうそく作りを続けることで繋がりのある地域の自然を保全していくことができるのだと考えます。
「和ろうそくに火を灯すこと」
和ろうそくのあかりは力強くゆらぐ炎です。
和ろうそくにあかりを灯すことは、こころと身体をつなぐ役割があると考えます。
お仏壇の前で手を合わせ大切な人を想う時間、食事の時間をより豊かにするため和ろうそくに火を灯すこと。
またその時間をつくるために火を灯してほしいと思います。
炎と共に過ごすひとときは、心が穏やかに心身のリラックスに繋がると思います。
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