ユネスコエコパーク認定地域の
豊かな原生から採取された
やさしく広がる森の香り
三重県大台町の樹木を使用したリードディフューザーセットです。
ユネスコエコパーク認定地域となっている三重県大台町の、キレイで豊かな原生から採取された精油と樹木を使用した、天然成分100%の素材をそのまま使用しています。
抽出したエッセンシャルオイルと芳香蒸留水をベースにし、爽やかで奥ゆかしい森林の香りをイメージしてブレンドしました。
Odaiのエッセンシャルオイルや蒸留水、木製品は、宮川森林組合のスタッフが枝の1本1本、 葉の1枚1枚からすべて手作業で厳選して採取しました。
エッセンシャルオイルは水蒸気蒸留法でじっくり時間をかけて抽出しています。
お部屋の中で森林浴をしているような、やさしく広がる森の香りと自然素材故の表情の違いをインテリアにしてお楽しみください。
※専用ビンと枝3本、スティック2本、フレグランスウォーターを箱に入れた状態でお届けします。
4つの種類からお選びいただけます
【樹木について】
・ヒノキ(種目:ヒノキ科ヒノキ属)(学名:Chamaecyparis obtusa)
・クロモジ(種目:クスノキ科クロモジ属)(学名:Lindera umbellata)
・タムシバ(種目:モクレン科モクレン属)(学名:Magnolia salicifolia)
・カナクギノキ(種目:クスノキ科クロモジ属)(学名:Lindera erythrocarpa)
・スギ(種目:スギ科スギ属) (学名:Cryptomeria japonica )
※原料が天然の樹木のため、採取時期や樹木の状態によって、香りが微妙に異なる場合があります。
【原材料(フレグランスウォーター)】
大台町産精油(スギ、ヒノキ)、大台町産芳香蒸留水(クロモジ、タムシバ、ヒノキ、カナクギノキ、スギ)、他精油(天然由来)、植物性エタノール、天然防腐剤、植物性界面活性剤
【大台町精油・芳香蒸留水】
抽出方法:水蒸気蒸留法/原産地:三重県多気郡大台町
【使用方法】
・ビンにフレグランスウォーターを注ぎ、枝とスティック(細い方を下に)をゆっくりと差し込み、お好みの場所に設置してください。
・数時間経つと香り成分が気化しはじめ、スティックを伝って徐々に香りが広がりはじめます。設置から数日経つとスティック全体に香り成分が染み渡り、より香りが拡散します。
・直射日光を避け、暖かくて風通しの良い場所に置くと、香りが空気の流れに乗って広がりやすくなります。香りは下から上に向かって広がるので目線の高さより低い場所に設置するのがおすすめです。
【注意事項】
・天然素材の為、枝にカビが発生する場合がございます。万が一カビが発生してしまった際には、水でしっかりと洗い流し、天日干しをしていただき十分に乾燥させた後に再度ビンに挿してご使用ください。
・枝の色素が抜けフレグランスウォーターが黄色または茶色に濁る場合がございますが、品質上問題はございませんので安心してご使用ください。
・高温多湿、直射日光を避けて設置してください。
・お子さまの手のとどかないところに保管してください。
・液が皮膚に付着した場合は直ちに水またはぬるま湯で洗い流してください。
【芳香期間目安】
フレグランスウォーター開封後:約1.5カ月
※温度や使用環境により変動します。
<お届け時期:ご注文より約1週間ほどでお届けいたします。>
三重県 大台町。
大杉谷を中心とした自然豊かな町、三重県大台町。
町の93%を森林が占め、町一帯がユネスコパークに認定されている、キレイで豊かな自然が溢れる町です。
大台町には原生に近い自然が残る日本三大渓谷「大杉谷」があり、日本一の清流「宮川」が流れ、この場所にしかない自然のかたちを守り続けてきました。
深い森には何百年もの年月をかけて成長した木々が立ち並び、川にはアマゴが泳ぎ、水のきれいさを象徴しています。
大台町の自然は日本国内でも珍しく、500種類以上の多様な広葉樹や針葉樹が生育しているということ。
大台町にしかない自然をこれからも残していくため「森づくり」に取り組んでいます。
自生している樹木から種を採取し、苗木を育て、適地適木を見極め、植える。
こうして自然にならって森をつくることで、自然もひとも豊かに生きていくことができます。
「森も、水も、ひとも豊かに」
“Odai” productsは、森づくりの一環です。
原料となる枝や葉はすべて手作業で採取し、丁寧に時間をかけて精油を抽出。
自然の恵みを最大限に引き出しました。
大台町の豊かな自然をぜひご体験ください。
豊かな自然の中、自然と生きる大台町だからこそ伝えられること。
それは、森や水があるからひとの営みが生まれ、その営みがあるから自然を受け継いでいけるということ。
“Odai” 商品は、わたしたちが日々の暮らしで感じている「自然」をかたちにしたものです。
あなたの日々の暮らしをより豊かに、そして大台町の自然の豊かさを感じてください。
Odaiが提案する森林の可能性
長らく日本の林業は大きな危機に面しています。
担い手の不足、原木価値の低下、シカの食害、虫害など…さまざまな要因が森林環境の悪化につながり、山自体の生命力の低下を招いています。
それが土砂崩れなどの自然災害だけでなく、木の材質劣化による価格の低下にもつながり、悪循環を生んでしまっている地域が多くあるのが現状です。
長く自然とともに生きてきた私たちは、自然の大切さを身を持って知っています。
未来につなぐ森をつくるためには、持続可能であり、もっと森林資源の可能性を広げることが重要だと考えています。
「Odai」は日々の暮らしに取り入れられるプロダクトを通して森林資源の活用と新たな林業のモデルを提案するブランドです。
持続可能な森づくりは、
その環境に合わせた
多様性のある森をつくること
未来へつながる森づくりで、大事なことは何か。
それは三重県大台町の多種多様な森林環境にヒントがありました。
大台町は世界でも珍しい、多種多様な樹木が生育する地域です。
その数は数百種に及び、針葉樹もあれば広葉樹、高い木、低い木もあり、苔やキノコもいろいろな種類が生えており、場所によって異なる景色が見られます。
一見、不規則に生えているように見えますが、実は土壌や樹木同士の相性、立地環境によって規則性があることがわかりました。
建材などの材料にするためにスギやヒノキを植えるだけが、本当の森づくりではないのです。
ちゃんと土壌や樹木のことを調べて私たちが手をかけていけば、山の自生力が回復し、さらに良い環境になる。
良い環境になり、資源として活用するために、またひとが関わります。これも新しい林業のかたちです。
大台町を拠点にする「宮川森林組合」が中心となり、「できるだけ自然に近いかたちにする」ことを目指して取り組んでいます。
私たちが精油を選んだ理由
以前から樹木の精油は存在していますが、大台町の特徴である多様な森の恵みを楽しんでいただく方法として「香り」が良いと考えました。
また、ジャンルにとらわれず精油を使ってさまざまなアウトプットができることがOdaiが生まれた大きな理由のひとつです
大台町の森にはクロモジ、ヒノキをはじめタムシバ、カナクギノキなど香木として適している樹木も自生しています。
森の純粋で無垢な香りを楽しんでいただけるほか、精油を原料として生活雑貨や化粧品、あるいは食の分野にも使っていただくことができます。
精油を抽出するために必要なのは、枝や葉です。
原木を伐採せずとも、必要な分だけ採取し、また季節が巡り枝葉が成長してきたら原料として使わせてもらう仕組みを構築することができます。
選ぶ枝葉も萌芽している幹は残すようにしています。
また、シカの食害を受けない高さの枝葉を採取することで、樹木が無事に成長できるように配慮しています。
Odaiのプロダクトを通して森林資源の発展性を知っていただき、自然をより身近に感じていただくことで森や自然に興味・関心を持っていただけたらと思い、プロダクトを開発しています。
宮川森林組合の取り組みと
精油へのこだわり
Odaiの精油は原料となる樹木の枝や葉から水蒸気蒸留法で抽出しています。
抽出作業は、宮川森林組合のスタッフが原料採取からすべて手作業で行っています。
枝葉の採取は、季節だけでなくその樹木の成長サイクルや、山全体の資源量を考慮しながら採取量を調整しています。
裁断する際はのこぎりや剪定ばさみなどで一枝、一葉ずつ丁寧に採っていきます。
チェーンソーなどの機械ではオイルが付いてしまったりして香りや品質に影響してしまうからです。
抽出する際は葉が傷まないように細心の注意を払って行います。
この時に使用する水は、清流として知られる宮川の支流から引いたものです。
大台町の自然を存分に楽しんでいただくため、また自然に敬意を込めて高い品質にもこだわっています。
抽出されたオイルは天然成分100%、国産で安心の精油となります。
大台町の自然が凝縮された精油からは、雄大で時には過酷な生育環境の中を生き抜いてきた樹木の力を感じていただけるはずです。
宮川森林組合について
宮川森林組合は、2007年から広葉樹の植樹を行っており、大台町の特徴である多様性のある森林を守り育む取り組みを続けています。
数十年後の未来を見据え、森林環境を科学的に分析し、「適地適木」の考えの下で配植しています。
植える苗木は「地域性苗木」です。自生している樹木から種を取り、苗木まで育て、山に還し、森林環境の向上を図っています。
これまで120種以上の苗木を生産し、植栽区域面積として49.22ha、苗木の数量で 95,540本を植樹してきました。
精油の生産では森林組合が培ってきた苗木づくり、森づくりの技術も駆使しながら、精油の原料となる樹木を育成しています。
それもすべて森林環境を良くするために行っていることです。
できるだけ自然に近く、森も林業も持続できるかたちを目指し、精油生産もその一環として取り組んでいます。
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