ロウ垂れしにくく
あたたかみのある炎で
心地いいひとときを
石川県の伝統工芸品「七尾和ろうそく」と「輪島塗の漆」が掛け合わされた「うるしろうそく」
数量限定でのご案内です。
うるしろうそくは石川県の輪島で採れた漆の実から採取した漆ロウのみで作られています。
和ろうそくの芯は、太く、蝋の吸い上げが良いので、空気がしっかり供給されます。
そのため、炎が大きく上にのび、優しくあたたかなひとときを演出してくれます。
さらに漆ロウは、粘気があるので垂れにくく、ゆったりとした橙色のあたたかみのある炎が特徴です。
<1本の燃焼時間:約50分>
ろうそくは自然そのものの色です。
収穫年や時間経過、日の当たりにより 白っぽく色が変わることがあります。
うるしろうそくは昨年収穫することができた漆の木の実を使い、ろうそくを作りますので数に限りがございます。
今年の販売分が終わりましたら、来年の発売をお待ち下さいますよう、お願い申し上げます。
お手軽な2本入り
お気軽にお楽しみ頂ける2本セットです。
まずはうるしろうそくを楽しんでみたいという方にはおすすめです。
石川県の伝統工芸品「七尾和ろうそく」
和ろうそくの産地のひとつ「七尾和ろうそく」
輪島塗の「国産漆」
七尾和ろうそくと同じ能登にある輪島は、古くからの輪島塗の産地です。
うるしろうそくは、そんな輪島で採れた漆の実から採取した漆ロウのみで作られています。
漆ロウは、粘気があるので垂れにくく、ゆったりとした橙色のあたたかみのある炎が特徴です。
和ろうそくをお楽しみ頂くことはもちろんですが、漆ロウ特有のやわらかさをぜひご堪能ください。
産地の文化をこれからも
日本漆の漆器は英語で「ジャパン」と呼ばれるほど、外国でも知られた希少性のある存在です。
しかし、現在の国産漆の自給率はなんと1~2%程度。
漆の多くは海外産が供給されています。
輪島では、国産漆を増やす植林活動を行っていますが、木から漆が採れるようになるまでは約20年と長い年月を必要とします。
その間も木の手入れなど人の手間がかかり続けることが課題でした。
そこで毎年収穫できる「漆の木の実」に着目し、漆の木の実でろうそくを作ることで、漆の植林が進み、能登の文化をつないでいくお手伝いになれば、という思いからうるしろうそくは誕生しました。
ろうそくを通して、火を灯すたびに森や木に思いを馳せ、国産漆の生産が循環できるような持続可能な取り組みとなる、この自然とのつながりが、うるしろうそくのいいところです。
産地の素晴らしき文化が詰まった1本になっています。
和ろうそくの産地のひとつ「七尾和ろうそく」
石川県の能登半島に位置する七尾市は、1650年頃に七尾を領地とした前田家が蝋燭座(ろうそくざ)といわれるろうそくの製造販売の組合をつくり、各地より職人を集め。ろうそく作りを推奨しはじめたことから産業が発展していきました。
七尾は江戸から明治にかけて北前船の寄港地として栄えたため、各地から原料をもちこみ、できあがったろうそくを各地に運ぶことができたことから七尾でのろうそくの生産が盛んになっていきました。
<画像提供先:高澤商店>
<画像提供先:高澤商店>
「大切にしていること」
私たちが大切にすることは、ふるさと能登をはじめ、和ろうそく作りを通じて繋がりのある地域の伝統的な風景や自然の景色を保全していくことです。
七尾の和ろうそくの歴史的な背景を紐解くと、海運を通じて日本各地との繋がりがあります。和ろうそくは植物由来の原料を使用しています。
植物ロウや和紙や灯芯草などその地域の里山の恵みを分けてもらい製品とします。
日本各地にある伝統的な産地と共存することで私たちは成り立ち、和ろうそく作りを続けることで繋がりのある地域の自然を保全していくことができるのだと考えます。
「和ろうそくに火を灯すこと」
和ろうそくのあかりは力強くゆらぐ炎です。
和ろうそくにあかりを灯すことは、こころと身体をつなぐ役割があると考えます。
お仏壇の前で手を合わせ大切な人を想う時間、食事の時間をより豊かにするため和ろうそくに火を灯すこと。
またその時間をつくるために火を灯してほしいと思います。
炎と共に過ごすひとときは、心が穏やかに心身のリラックスに繋がると思います。
aotan –
彼岸のお参り用に買わせていただきました。
このような蝋燭は初めてでしたが、おしゃれでプレゼントなどにも良いなと思いました。