小さな土鍋で

崩れず簡単にできあがり！

伊賀焼のエッグベーカー

 

 

 

 

伊賀焼の小ぶりな土鍋。

目玉焼き専用の「エッグベーカー」です。

 

土鍋というと鍋料理のイメージですが、毎日の食卓で便利な調理道具として使えて、そのままアツアツの器になる優れもの。

直火はもちろん、オーブンや電子レンジでも使えます。

 

 

電子レンジでは卵を落として蓋をして2~3分でできあがり。

火加減を気にすることなく、時間調整だけで半熟の目玉焼きも簡単に作れます。

 

目玉焼きはもちろん、あさりの酒蒸しやアヒージョにも。

また薬味入れなど、ふた付きの器として使うのもおすすめです。

 

忙しい朝や突然の来客に。

具材をポンっと入れて手間をかけずに時短料理ができあがります。

 

 

 

 

 

 

 

 

目玉焼きの作り方

 

まずは代表的なレシピの「目玉焼き」の作り方を解説します。

 

 

①エッグベーカーの本体とふたを水にくぐらせて水気を拭く（水を含ませる）

電子レンジは水分に反応します。

エッグベーカーに水を含ませることで卵にかかる負荷を分散させます。

 

 

②卵を割り入れ、白身と黄味に楊枝などで数か所穴を開けてふたをする

卵の膜が破裂の原因なのでこの工程はとても大事です。

穴は黄身だけではなく白身にもしっかり開けます。

 

 

③電子レンジ（500～300Ｗ）で様子を見ながら加熱する

 

【加熱時間目安】

卵1個の場合：500W … 30〜40秒 / 300W … 約1分半

卵2個の場合：500W … 1分〜1分半 / 300W … 約3分

 

※500Wで出力が高い場合は弱（300Ｗ）調理をおすすめします。

※電子レンジの機種やワット数によって加熱時間が変わります。様子を見ながら少し短い時間からお試しください。

※卵2個の場合は、電子レンジで加熱後ふたをしたまましばらく放置（余熱調理）すると、土鍋の余熱でほどよく熱が通ります。上記の時間でうまく調理できない場合も、少し短めの加熱時間で余熱調理してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三重県の伝統産業のひとつ「伊賀焼」

三重県伊賀市（旧・伊賀国）を中心に作られる日本の代表的な古窯のひとつ。

 

古くから良質な陶土が採れる土地で、起源は奈良時代ごろまでさかのぼるとされています。

桃山時代に茶陶として高く評価され、千利休の流れを汲む茶人たちに好まれて発展。

茶の湯文化の隆盛とともに大きく発展しました。

 

現代も茶道具に強い産地として知られつつ、生活陶器や土鍋の産地となっています。

 

力強い土の表情と高い耐火性が特徴で、伊賀土鍋がブランド化されているほど土鍋が盛んな産地です。