オーロラ染めによる
美しいぼかし模様のグラデーションを
日本の伝統とともに
江戸から普及し、今や簡易的な手軽さと持ち運びのしやすさから、エコバッグとしても活用されている「あずま袋」です。
そんな日本の伝統を、オーロラ染めにより美しいぼかし模様を施しています。
プロダクトと技術双方の日本らしい文化を嗜む日常はいかがでしょうか。
あずま袋とは?
最近では持ち運びが便利ということで、エコバッグなどにも使われるようになった「あずま袋」
吾妻(東)とは、江戸時代では京都からみた江戸のことをさしていました。
風呂敷文化といわれていたように、日本では昔から包む文化がありました。
西洋文化が浸透し、現在でいうカバンを真似て、庶民が風呂敷や手ぬぐいを縫い合わせてカバン変わりにしていたのが始まりといわれています。
江戸の庶民から普及していったことから「あずま袋」と呼ばれるようになりました。
■一浴多色染め「オーロラ染め」
「一浴多色染め」とは、数回に分けて一色ずつ染める通常の多色染めとは違い、一度にすべての染色を行う、秩父繊維工場試験場が開発した技法です。
その一浴多色染めに独自の工夫を加えたのが「オーロラ染め」です。
美しいぼかし模様がオーロラのように見えることからその名が付けられました。
その色の重なりやグラデーションの風合いはまさに職人技。
長年染めに向き合ってきたからこそ出せる風合いです。
また同じ染め具合のものはひとつとして存在しないのも魅力のひとつといえます。
■エコバッグとしての機能
現在では、手軽さや持ち運びやすさから、「エコバッグ」としても活用されています。
風呂敷や手ぬぐいを縫い合わせて作られているので、手作りでできるアイテムとしても人気を誇っています。
江戸から普及していったこのプロダクトは時代をこえてもなお私たちの生活に欠かせないアイテムになっています。
■サイズ
55×55 (cm)
■カラー
オーロラ / ピンク/ ネイビー
埼玉県大里郡寄居町に工房を構えるきぬのいえさん。
山に囲まれた地形で稲作に適さなかったこともあり、古くから養蚕と機織りが盛んで、寄居町風布地区は日本におけるミカン栽培の北限地域の一つとされ、400年以上の歴史を持っています。
また、寄居町を流れる風布川より湧き出る「日本水(やまとみず)」は日本名水百選に選ばれるなど、自然の恵み豊かなまちです。
そんな自然が豊かな地域で染め工房を営んでいます。
数回に分けて一色ずつ染める通常の多色染めとは違い、一度にすべての染色を行う「一浴多色染め」
秩父繊維工場試験場が開発した技法を継承し、独自の工夫を加えた「オーロラ染め」
同じ染め具合のものはひとつとして存在せず、色の重なりやグラデーションを調節することもできる染め職人の技術。
日々”染め”と向き合っているからこその技術力と感性。
きぬのいえさんはその技法を受け継ぐとともに、革新を続けている染め工房です。
Ryo –
最近これくらいの大きさのバッグを持っている友人が多いのですが、被りたくはなく和っぽい感じで探してました!
独特の色ムラ?が気に入ってます!
彼女も欲しいと言ってたのでおすすめしました!
watanabe –
夫に購入しました。
弁当も、ちょっとした買い物帰りにも使えて万能です