「”日本製の魅力”とは？」世界が認めたJAPANMADEの奥深さ

日本製といえば、どんなイメージを持ちますか？

何となく「安心」「信頼」「高価」などという印象をもつのではないでしょうか。

確かに、比較的いいイメージが浮かびます。

なぜか安心感を与えてくれる言葉のように感じます。

「日本製＝いいもの」

という概念が染みついているのでしょう。

食文化においては顕著であり、食材にこだわりのある方はスーパーで買う食材を 「国産かどうか」で選ぶ方も多いのではないでしょうか。

確かに国産はおいしいですし、多少の価格的なハードルはありながらも”健康” や ”おいしさ” を追い求めていくといきつくキーワードのように感じます。

ファッションにおける生産国の意義

ファッションにおいても生産国はひとつのステータスになっています。

世界的な有名ブランドは生産国で価値を提供しているくらいです。

たとえば、人気スニーカーブランド”NewBalance”

シュータンに「MADE IN 〇〇」と表記し、ブランド価値を創っています。

「USA」製や「ENGLAND」製などは有名ですが、好きな方にはたまらないそうです。

他にも、タグやロゴに表記しているブランドなどもあちこちで見かけます。

生産国は、それくらいイメージや価値として確立されているものになっています。

日本製の魅力とは？

では、日本製はどうでしょうか。

やはり “いいもの” というイメージの通り、世界的にもトップクラスな信頼を置かれ、価値の高さを支持されています。

海外ブランドでも一部の生産を日本で行い、『MADE IN JAPAN』をうたっている商品もあります。

そんな日本製にはどのような魅力があるのでしょうか。

①縫製技術力が高い

日本製の最大の魅力はなんといっても “縫製力” です。

縫製におけるきめ細やかさ、綿密な正確さ、丁寧さは世界トップクラスといわれています。

これは日本人の気質である手先の器用さと勤勉さが融合して実現できている事であり、まさに “日本らしさ” のひとつのように感じます。

縫製の違いで、製品の雰囲気や風合いが実は全く異なります。

きめ細やかで丁寧な縫製により、まとまりができ、どことなく上品な仕上がりになります。

もちろん、外国には素晴らしい職人さんもいらっしゃいますが、同じアイテム、素材、価格で見比べると、日本製の商品かどうかは一目瞭然だといわれています。

②細部にわたるディテール

利便性、機能性が優れているプロダクトが非常に多いのも、日本製の特徴のひとつです。

使いやすさが追求された商品が多く、かゆいところに手が届くディテールが目立ちます。

例えばサイズ感。

よく、”日本人のサイズ感に合わせたウェア” などをみることがあるかと思います。

このような体型に合わせたパターンを作製すると、日本製はピカイチだそうです。

形状記憶として決められたサイズ規格を覆す作業は、細かなパターン作製が必要になるからです。

またバッグに関しても、オーガナイザー(ポケット)の数や位置、サイズなど、日本製の商品は抜群に使い勝手が良かったりします。

“ユーザー目線” という言葉をよく耳にしますが、自然と体現しているのが日本の製品といえるでしょう。

③長く使える

世界トップクラスの縫製力と機能力ゆえに長年にわたって使用できるのことも特徴のひとつです。

しっかりとしたモノづくりをしているからこそ丈夫で使いやすいといえます。

縫製力により、耐久性、機能性がより活きることで利便性に長け、愛着も湧き大事に使用したくもなります。

プロダクトを楽しむという意味では職人さんの本望といえます。

④歴史的背景

日本は古来から、海を渡って伝わってきた外来物を自分たちが使いやすいようにブラッシュアップをし、自らの文化として築いてきた歴史があります。

はるか昔から、生活に必要なものをより便利にアレンジをしていたのです。

日本人は器用で、職人気質さが国民性であるといわれる所以のように思います。

先人たちのDNAのようなものが、現代においても活かされているその歴史に感銘を受けます。

このように、日本製には様々な魅力があります。

日本製をひと言で表現するとしたら、“心地よさ” ではないでしょうか。

着心地、履き心地、触り心地。

日本製品におけるキーワードのように思います。

絶対的な安心感ですね。

これらの様々な要素がかみあって心地よさを生んでいるのでしょう。

モノづくりとしての日本は、世界的にも品質に優れた素晴らしい原産国です。

小さな島国の “確かなモノづくり” を、すでにお使いの方はもちろん、まだお使いになられていない方も、ぜひ日本製品を嗜んでみてはいかがでしょうか。