土鍋ご飯の炊き方!火加減いらずで簡単なのにふっくら美味しく炊き上がる!

土鍋ご飯の炊き方!
火加減いらずで簡単なのに
ふっくら美味しく炊き上がる!
「土鍋でご飯を炊く」って聞くと
・ちょっと手間がかかりそう
・炊飯器の方が簡単そう
こんなイメージありませんか?
確かに炊飯器はボタンをポチッと押すだけで勝手に炊き上がる。
でも実は、土鍋も同じくらい簡単にご飯を炊けるんです!
さらには土鍋ならではのふっくらとした美味しいご飯まで待っています。
今回は、簡単にできる土鍋ご飯の炊き方をご紹介します。
「そんな簡単なの?!」
というくらい簡単ですのでぜひ最後まで読んでみてください。
土鍋ご飯が「特別」な理由

まずはそもそも
なぜ土鍋のご飯は美味しいのか。
その理由は
土鍋がもつ「蓄熱性(ちくねつせい)」
のおかげなんです。
土鍋は一度温まると冷めにくい性質があります。
この冷めにくさが、お米全体を包み込むように高温でじっくりと加熱しつづけてくれるんです。
そのため、お米一粒一粒の芯までしっかり火が通り、旨み(甘み)を最大限に引き出すことができるんです。
「火加減の調整が難しそう…」
と不安に思うかもしれませんが、そこもご安心ください!
意外なんですが、土鍋炊飯は火加減を調整する必要がありません。
加熱時間もわずか数分。
ほとんどの土鍋は20~30分もあれば炊き上がるんです。
炊飯器並みに早いですよね!
美味しく炊き上がる!土鍋ご飯の3つの準備

土鍋ご飯をより美味しく炊き上げるには、3つの準備が必要。
このひと手間が、ふっくらとしたご飯が炊き上がります。
【準備①:お米の丁寧な研ぎ方】
・最初の水はすぐに捨てる
お米は乾燥しているので、最初に触れた水をあっという間に吸収します。
この水が濁っていると、ご飯のニオイや味が悪くなる原因に。
「最初に触れる水は、ミネラルウォーターを使う」という方もいるくらいこだわりのポイントなんです。
最初の水はすぐに捨てましょう。
・やさしく手早く研ぐ
力強く研ぐと、お米が割れてベタつきの原因になります。
指の腹でやさしく、お米同士をこすり合わせるイメージで。
水がうっすら濁る程度でOK!
これを3〜4回繰り返しましょう。
【準備②:土鍋に入れる水の量は「1.1〜1.2倍」が黄金比】
炊飯器の目盛りとは違い、土鍋では「お米の体積の1.1倍から1.2倍」を目安に水を入れます。
==========
お米:2合(360ml)の場合
水:396ml〜432ml
==========
【準備③:旨みを引き出す「浸水」】
これが一番重要かもしれません。
お米に水を吸わせる「浸水(しんすい)」をしっかり行うことで、ふっくらと芯まで火が通ったご飯になるんです。
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📍夏場(水温が高い)
→浸水時間の目安:30分〜60分
📍冬場(水温が低い)
→浸水時間の目安:60分〜90分
特に冬場は、お米が水を吸いにくいので、「ちょっと長いかな?」と思うくらい、しっかり浸水させることが成功の秘訣です。
火加減いらず!沸騰したら蒸すだけ!
準備ができたらいよいよ火にかけます!
とはいえ火加減の調整はいりません。
沸騰したら蒸らすだけです。

【STEP1:中強火で沸騰させる(目安:7〜10分)】
蓋をして、土鍋を中強火にかけます。
火加減は、炎が土鍋の底全体に当たるくらいが理想です。
最初は中強火で一気に温度を上げ、お米にショックを与えることで、でんぷんの分解(ご飯の甘み)を促進させます。
しばらくすると、蓋の隙間から湯気が出てきて、グツグツと音が聞こえてきます。
これが「沸騰のサイン」です。
沸騰したら火を止めてください。
容量別の加熱時間の目安はこちら。

【STEP2:あとは蒸らすだけ】
火を止めたらあとは蒸らすだけ。
しばらくは吹き上がりがありますが、そのまま蓋をして15分ほど蒸らします。
ご飯の香りにそそられて蓋を開けるのはNGです。
開けるのは我慢して蒸らしてください。
この蒸らしの時間で、お米全体に水分と熱が均等に行き渡り、ふっくらと艶のあるご飯が完成するんです。
土鍋ご飯を続けるために知っておきたいメリットとデメリット

土鍋ご飯の美味しさは格別ですが、毎日の炊飯器との違いも知っておきましょう。
メリットだけでなく、デメリットやリスクも正直にお伝えしますね。
📍土鍋ご飯のメリット(良いところ)
・圧倒的な美味しさ
→これが最大のメリット。
お米本来の甘み、粒立ち、香りが違います。
・光熱費の節約
→炊飯器のように保温をしないので、電気代の節約につながります。
・調理時間の短縮(炊飯時間)
→炊飯器の「炊飯モード」より、火にかけている時間は短く済みます。
メリットについてはこちらの記事にまとめています。
📍土鍋ご飯のデメリットとリスク(注意点)
・火から目を離せない
→ 火を扱うため、目は離せません。
タイマーなど時間を測れば問題ありませんが、沸騰のタイミングも見る必要があるので、他の作業と並行しにくいのが難点。
焦げ付きのリスク
→火加減によってはご飯が焦げつく場合があります。
よくいえば「おこげ」を楽しめます。
土鍋の扱いに注意
→急激な温度変化(熱い土鍋を冷たい水につけるなど)で土鍋にひびが入る可能性があります。
もし土鍋が焦げついてしまったら…
もし底を焦げ付かせてしまっても問題ありません!
焦げ付きの対処法
→土鍋にぬるま湯を入れ、重曹(大さじ1〜2程度)を加えて、一晩放置します。
翌朝、焦げがふやけているので、木べらなどで優しくこすると綺麗に取れます。
金属製のたわしは避けてください。
土鍋のお手入れ
→使用後は、洗剤で優しく洗い、乾燥させてから収納しましょう。
カビの原因になるので、水気が残ったまま蓋をしてしまうのはNGです。
今日から土鍋で美味しいご飯を!

土鍋ご飯は、少しの手間と引き換えに、毎日の食卓を豊かにしてくれる、素晴らしい道具です。
ご自宅でご飯を炊くときは、ぜひ土鍋で炊いてみてください。
土鍋の種類によっても炊き上がりが変わってきます。
もっとこだわるなら、「二重蓋(ふた)付きの土鍋」や「ご飯専用土鍋」などをチェックしてみるのもおすすめ。
炊く量に合わせてサイズ別でご用意しています。
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水位線入りなので準備もラクラク!
黒い耐熱陶土の放射電熱でじっくり炊き上げてくれます。
もし炊いたご飯があまったら…
次の日も炊き立て感覚で美味しいご飯を。
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