ご飯の保存は魔法のおひつで。冷めてもふっくら美味しさがよみがえるご飯専用保存容器
ご飯の保存には魔法のおひつで。
冷めてもふっくら美味しさがよみがえるご飯専用保存容器
炊き上げたごはんを保存したり、食卓に置いたりと、なにかと便利なおひつ。
最近では、昔ながらの木製のおひつだけではなく、プラスチック製やセラミック製、陶器などたくさんのおひつがあります。
また、直火や電子レンジに対応したものなど、機能性のあるおひつも人気となっています。
そこで今回は、おすすめのおひつをご紹介します!
【内容】
・「おひつ」の歴史
・「おひつ」の魅力
・いろんな「おひつ」
・信楽焼の「おひつ」がいい理由
「おひつ」の歴史は?
保存したり、食卓に運んだりできる「おひつ」は、米を主食としてきた日本人にとって、おひつとの関係には非常に長い歴史があり、古くから日本の食卓を支えてきました。
諸説ありますが、おひつはなんと平安時代に誕生したといわれています。
今や優秀な炊飯ジャーひとつで何でもできる時代になりましたが、それまでは「お釜」が使われていました。
かまどがある時代に大活躍し、お釜で炊いたご飯ははふっくら熱々。
しかし、すぐに焦げついたり硬くなってしまいます。
そのために使われたのがおひつ。
焦げや硬くなるのを防ぐために、お釜で炊いたご飯をおひつに移して保存していたのです。
持ち運びやすいというメリットもあったため、お釜が主流だった時代でも重宝されていたのです。
炊飯ジャーが当たり前になった現在では、保温機能付きなど優秀すぎる機能性が搭載されているため、あまりおひつを使うシーンが多くはないかもしれません。
しかし、最近ではそんなおひつが再注目をされています。
「おひつ」の魅力
高機能な炊飯ジャーひとつで何でも美味しくできてしまうこの時代に、なぜおひつが再注目をされているのでしょうか?
理由は大きく2つあるようです。
理由①:美味しいまま保存できる
言うまでもありませんが、高機能な炊飯ジャーで炊いたごはんは最高に美味しい。
保温機能もあり、時間がたってもずっと美味しいままです。
しかし、おひつを使うとさらに美味しくなります。
炊飯ジャーはどれだけ高機能でも、保温時間が長くなればご飯は温かいままですが乾燥してしまいます。
ご飯の美味しさは湯気とともに逃げてしまうからです。
「おひつに入れたご飯は乾かない。」
もちろん冷めますが、水分が逃げないのでモチモチのまま冷めるのです。
これはおひつが余分な水分を吸い取って必要になれば循環させてくれるからです。
つまり旨味自体を逃さないのです。
そのため、おひつで保存した冷めたご飯は温め直しても、美味しいままなのです。
理由②:節電になる
ふたつめは節電につながるという点です。
炊飯ジャーでの保温機能を使わなくて済むからです。
それほど炊飯ジャーで使用する電気代は高くはありませんが、毎日となればやはり家計への負担にはなります。
美味しさが続き、節電にもつながる。
歴史を感じられる奥深さもあるため、食卓やキッチンを華やかにしてくれる。
おひつが再注目されるようになったのがうなずけますね。
いろんな「おひつ」
「おひつ」は、正式には「飯櫃(めしびつ)」といいます。
「櫃(ひつ)」とは蓋のついた箱のことで、飯櫃や米櫃(こめびつ)などが馴染みやすいかもしれません。
これまで木製のおひつが一般的でしたが、現在では様々な種類のおひつがあり、それぞれ特徴があります。
■木製
ご飯が冷めても硬くなりにくく、長時間美味しさを保つことができます。
余計な水分を木が吸収し、足りなくなったら加湿する、保存するには最適な素材です。
木の香りや、安心感があるのも魅力。
「さわら」や「秋田杉」などが使われています。
■プラスチック製
プラスチック製の1番の特徴は壊れにくいことです。
落としたりぶつけたりしても壊れることはないので安心して使えます。
またお手入れのしやすさも魅力的。
保温性や雰囲気は木製には劣るが、おひつ初心者の方にはおすすめ。
■セラミック製
セラミック製(陶器製)のおひつは、そのまま電子レンジで温め直すことができます。
蒸し器としても使えるものや直火ができるものなど、便利なものが多いのも特徴です。
また、木製にはない土ものならではの雰囲気があるので、愛着をもって使える楽しさがあります。
信楽焼から生まれた魔法のおひつ
様々な素材のおひつがある中でも、陶器による魔法のおひつをご紹介。
日本を代表する歴史ある窯元、信楽焼から生まれた「ごはん専用保存容器」です。
炊きたてのごはんをプラスチック容器やラップで保存すると、ごはんの蒸気でべちゃっとしてしまいがち。
ある程度冷ましてから包まないといけなかったりします。
ごはん専用保存容器は、陶器ならではの調湿効果で温かいごはんを入れても蒸気がこもりにくく、おいしい状態のままの保管が可能です。
そのまま電子レンジでチンするだけで、炊きたてのおいしさがよみがえります。
魔法の秘密はフタの裏にあり!
おいしさがよみがえるポイントは、フタの裏の構造にあります。
フタ裏の素焼きの部分が水分を上手に調整してくれるので、余分な水分がこもりにくく、おいしい状態で保存することができます。
食べたい時にレンジで温めれば水分がご飯に戻りふっくら炊きたての味になります。
<素焼きの部分が水分を上手に調整>
ごはんを入れてそのまま冷蔵・冷凍を、食べるときはそのままレンジでチンできる優れもの。
保存時は余分な蒸気を吸いとって調節し、レンジで温めれば水分がごはんに戻り、炊きたてのようなおいしさによみがえります。
※長期にわたる保存はお控えください。
信楽焼ならではの「吸水性」
フタ裏の素焼き部分で使用している信楽の土には、他にはない性質があります。
それが「吸水性」です。
信楽焼の土は、多産地の土とは違い粘り気が強いことが特徴として挙げられています。
その粘り気が強いことから「吸水性」をもつ性質があります。
その吸水性を活かし、蓋の裏の素焼き部分がご飯の状態に合わせて上手に水分を調整してくれるのです。
信楽の土ならではのふっくらさ。
多産地の陶器や木製の調湿効果とはまた違った美味しさが保たれます。
信楽焼 | おひつ 1.5合-2合 (600ml) ふっくらが蘇るごはん専用保存容器 ライスコンテナ [滋賀]
販売価格
¥ 3,300 (税込)
商品紹介
そんな信楽焼ならではのおひつで、ふっくらと美味しいご飯をお楽しみください。
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