コエドビールの種類について | 味わいを楽しめる定番6種類
コエドビールの種類について | 味わいを楽しめる定番6種類
埼玉県の川越にて誕生した日本のクラフトビール「COEDO(コエドビール)」
農業が盛んな川越の大地にて農法や産物を原点として開発された地ビールです。
本場ドイツの醸造技術を採用し、技術的にも精神的にも継承し、COEDOの職人の基盤となっています。
厳選した素材を日本の水と職人の手によって、世界最高水準のビールを醸しています。
「Beer Beautiful」をコンセプトに、ビール本来の奥深さやビールの世界と楽しさを発信する魅力ある日本のクラフトビールブランドです。
今回はそんなコエドビールの歴史と定番の6種類をご紹介していきます。
川越発の日本のクラフトビール「COEDO(コエドビール)」
コエドビールは、埼玉県の川越にて製造している日本のクラフトビールです。
「瑠璃(るり)」や「伽羅(きゃら)」など色の和名が各銘柄に付けられており、それぞれ個性のある味わいを楽しめるのが魅力のバリエーションが豊富な地ビールブランド。
厳選した素材を使い、職人の手で丁寧に造られているのもポイント。
品質の高さは「ヨーロピアンビアスター2010」など世界のコンテストでも認められているほどです。
『Beer Beautiful』
ビールとは本来、色、香り、味わい、のど越しに様々な特徴をもつ表情豊かなもの。
COEDOでは、薩摩芋からつくった世界にも類のない紅赤色の“ジャパニーズ”ビールから、黄金色のスタンダードであるピルスナーまで幅広いビールの世界と楽しみを提案しています。
COEDOは厳選した素材を用い、日本の水と職人の手によって世界最高水準のビールを醸しています。
また強烈なる個性の追求ではなく、細部にまで目をくばり繊細なバランスをとるということを醸造哲学として追求しています。
COEDOの原点
古くから川越には、土壌を健全に保つための「緑肥(=緑の肥料)」として麦を植えるという農法があります。
現代の川越の農家の方々は土づくりのためと、麦は収穫せずに畑に鋤き込んでいました。
これを使ってビールをつくってみてはどうか?これがビール造りの着想の原点でした。
COEDOブルワリーの誕生
日本で独立した麦芽製造会社不在のなかで、1996年、川越の大地で育まれたサツマイモを用いてビールを醸造することに成功しました。
この製品がコエドブルワリーが開発したはじめての製品であり、現在の「紅赤-Beniaka-」の製造につながっています。
形などの理由から規格外品として廃棄をされてきた農産物をどのように有効活用するかというテーマが結実したものといえます。
日本の地ビールの変遷
1994年、規制緩和により小規模醸造に門戸が開かれ日本各地で「地ビール」が流行しました。
しかし突如として誕生した地ビール業界では、職人不在のまま未熟な醸造技術で、「食品」ではなく「観光土産」として製品づくりを行う企業がほとんど。
当初は珍しさが後押ししてくれていましたが、値段の高さ、味わいのクセなど、ネガティブなイメージも定着。
やがて地ビールブームは沈静化へと向かい、当時のコエドビールも少なからず打撃をうけていったのです。
プレミアムクラフトビール
小さな醸造所だからできる職人の手仕込みによるものづくりと、ブラウマイスターから継承した正統なクラフトマンシップによって、2006年、COEDOは観光土産の「地ビール」としてではなく、「クラフトビール」という新たな概念を日本の皆さんにご提案しはじめました。
ビールのすばらしさと、COEDOの想いを「Beer Beautiful」という言葉に込めて、ビールの「伝道士」として、皆さんへビールとともにある人生の楽しみをお伝えしています。
味わいを楽しめる定番6種
白(Shiro)
無濾過ビールならではの明るくなめらかな白濁色が特徴の小麦のビール。
小麦麦芽と特別に選んだ酵母が醸し出す甘い香りは果実を思わせ、さわやかながらもコクが感じられる滑らかな舌触りと喉越しをお楽しみいただけます。
個性的な味わいながらも包みこむようなやさしい特徴とその色にちなんで「白 -Shiro-」と名付けられました。
フルーティーな香りと味わいが楽しめるので、苦みが苦手な方でも美味しく楽しめます。
爽やかな風味ながら、クリーミーで滑らかな口当たりに仕上がっており、飲んだときにコクが感じられるのもポイントです。
<SPEC>
ビアスタイル:へフェ・ヴァイツェン(Hefe Weizen)
原材料:麦芽、ホップ
アルコール分:5.5%
紅赤(Beniaka)
赤みがかった琥珀色と香ばしい甘味が特徴のプレミアムエール。
上質の麦芽と薩摩芋(武州小江戸川越産金時薩摩芋紅赤/焼芋加工)から生まれた類い稀な仕上りです。
薩摩芋の風味とその色にちなんで「紅赤 -Beniaka-」と名付けられました。
紅赤は、濾過せずに瓶詰めをしているので、酵母由来のコクのある味わいが楽しめるのも魅力。
さつまいもの甘みを存分に感じられます。
アルコール度数が7%と高いため、飲みごたえがあるのも特徴です。
紅赤はコエドビールの歴史を感じられる1本ともいえます。
「無ろ過・生」ならではの豊潤な味わいをお楽しみください。
<SPEC>
ビアスタイル:インペリアル・スウィートポテト・アンバー(Imperial Sweet Potato Amber)
原材料:麦芽、さつま芋、ホップ
アルコール分:7%
※「紅赤」はさつま芋を副原料とするため、日本の酒税法上「発泡酒」に分類されます。
伽羅(kyara)
赤みがかった深い黄褐色、伽羅(きゃら)色のビール。
6種類の麦芽が使われているので香り高く、白葡萄やスパイシーな柑橘を感じさせる芳醇なアロマホップが香り、鮮やかで綺麗な苦味とともに口の中に広がる濃厚な味わいが堪能できます。
複数種類の麦芽の配合とやや高めのアルコール分が、味の膨らみと丸みあるミディアムボディを織り成しています。
低温発酵ラガー酵母による、飲み応えがありながらもきれていく心地よい後味です。
アルコール度数も5.5%と高めなので、飲みごたえのあるビールが好みの方におすすめ。
繊細で滑らかな口当たりの泡が立つため、ぜひグラスに注いで楽しんでみてください。
<SPEC>
ビアスタイル:インディア・ペール・ラガー(IPL, India Pale Lager)
原材料:麦芽、ホップ
アルコール分:5.5%
毱花(Marihana)
淡い黄金色と純白の泡にシトラスを想わせるアロマホップが華やかに香るセッション・IPA。
ホップの魅力を存分にお楽しみいただけるように、香り高いホップを贅沢に投入しその香りを丁寧に引き出しました。
華やかな香りとしっかりした苦みがありながら、アルコール度数が4.5%と低いため飲みやすいのが特徴。
香り高く洗練された苦味のあるしっかりとしたフレーバーと、低めのアルコール度数にクリアな飲み口のドリンカビリティを両立させた味わいです。
ホップの個性とその風味を最大限に引き出す製法にちなんで毬花-Marihana-と名付けられました。
味と香りを強く引き出す製法で丁寧に造られているのもポイント。
日本人の好みに合わせた繊細な仕上がりとなっているおすすめの1本です。
<SPEC>
ビアスタイル:Session IPA
原材料:麦芽、ホップ
アルコール分:4.5%
瑠璃(Ruri)
クリアな黄金色と白く柔らかな泡のコントラスト、さわやかな飲み口が特徴のプレミアムピルスナービール。
軽やかな口当たりながらも、深みある味わいとホップの香味苦味のバランスをとった上質の大人の楽しみ。
香りと苦みのバランスが取れており、クセが少ないため食事の邪魔をしないのが魅力。
飽きがこず、どんなお食事にも合うビールです。
その透明感溢れる特徴にちなんで「瑠璃 -Ruri-」と名付けられました。
<SPEC>
ビアスタイル:ピルス(Pils)
原材料:麦芽、ホップ
アルコール分:5%
漆黒(Shikkoku)
艶やかな黒色と茶白色の細やかな泡立ちのコントラストが冴える長期熟成ビール。
アロマホップは心地よい香りをあたえ、2種類のブラックモルトの他、複数の麦芽の配合が、重たすぎないまろやかさと軽やかさのバランスを生み出しました。
艶のある黒色としっとりとした香味にちなんで、日本が世界に誇る最高の黒の呼称「漆黒 -Shikkoku-」を名称にいただきました。
ローストした麦芽の香ばしい匂いが広がるため、味覚だけではなく嗅覚でもビールを楽しみたい方におすすめ。
また、ラガータイプのビールなので、黒ビールながらクセが強すぎず飲みやすいのも魅力です。
<SPEC>
ビアスタイル:ブラックラガー(Black Lager)
原材料:麦芽、ホップ
アルコール分:5%
好みや気分に合わせて味わいを楽しもう
コエドビールは、ビールを楽しめるよう幅広い種類の味わいを堪能することができます。
好みや気分でそれぞれの味わいを楽しめるのもコエドビールの魅力です。
クラフトビール好きの方はぜひ飲み比べながら味わいをお楽しみください。^^
6種の味わいを引き立たせるグラス
様々な味わいを楽しめるコエドビールの定番6種。
それぞれの味わいを引き立たせるグラスを、創業から変わらないガラス職人による手作業で製作している「Sghr スガハラ」から登場!
創業より一貫して、手仕事によるガラス製造にこだわるハンドメイドグラスブランド。
自社開発と自社販売を始め、それにより多くの新製品が生み出されることとなり、現在その数4000種類を超えています。
日々、職人たちがものづくりに熱中し、切磋琢磨する工房の様子は、創業より変わることのない光景です。
天然素材から生まれるガラスは、温度等の条件によりその状態も変化し、完全にコントロールすることはできません。
しかしだからこそ、驚くほどの美しさを時折見せてくれることがあります。
そんな“生きているガラス”の奥深い魅力や美しさ、そして可能性に魅了され続けています。
ガラスは成形前、約1400℃にまで熱され溶けていて、約600℃で冷え固まります。
その間、ガラスが最高に美しくなる一瞬を逃さずに捉えてカタチにする。
ガラスの特性を最大限に引き出す。独特の輝きと流れるようなフォルムの創出。
それらのために職人たちは日々ガラスと向き合い、また、「ガラスの声」に耳をかたむけているのです。
haku(ハク)
COEDOビール「白 shiro」など、ヴァイツェンタイプの白ビールにおすすめです。
白ビールに合うように、シャンパングラスのような細い形状が選ばれました。
それにより、ビールに透け感が生まれグラデーションが美しく見えます。
細い底部分から口元にかけて広がっているため、ビールが口の中全体で味わいが広がります。
<SPEC>
サイズ:56×205H (mm)
容量:110ml
su(素)
COEDOビール「紅赤 beniaka」など、芳醇な味わいと香りを楽しむようなタイプのビールにおすすめです。
ガラスは熱いうちに息を吹き込むと球状に膨らんでいきますが、その形が一番負荷をかけない自然な形です。
そんなシンプルな形にすることで、なるべくガラスの存在感を少なく、ビールの色や味をストレートにお楽しみいただけるようになっています。
<SPEC>
サイズ:70×80H (mm)
容量:330ml
likka(リッカ)
COEDOビール「伽羅 kyara」など、香りと苦み、飲みごたえがありながら後味のいいタイプのビールにおすすめです。
同じビールで2種類の味わいを楽しんで頂きたいとの思いから、口元は斜めに作られています。
口元の高い方から飲むと、あまり首を傾けずにすっと流れ込むビールの味をそのまま感じることができ、低い方から飲むと、鼻をガラスが覆うため芳醇な香りをゆっくりと味わえます。
<SPEC>
サイズ:65×109H (mm)
容量:370ml
koiki(小粋)
COEDOビール「毬花 marihana」など、IPAといわれるポップの香りと苦みが特徴のビールにおすすめのグラス「koiki」
ビールがよく冷えた状態をキープしながら飲みきれる容量で、シンプルに、奇をてらわずに作り上げました。
小粋にクイッとビールをお楽しみください。
底に施した自然をイメージしたグリーンはビールの色に程よくとけこみ、心地よさ、奥深さを演出します。
<SPEC>
サイズ:64×130H (cm)
容量:230ml
hour(アワー)
COEDOビール「瑠璃 ruri」など、ピルスナータイプの喉越しを楽しむタイプのビールにおすすめです。
だんだん口が細くなった、フラスコのようなユニークな形のグラスです。
ビールを注ぐと泡が凝縮され泡持ちがとても良くなり、飲むとビールが泡の下をすりぬけて流れ込んでくるため、不思議な感覚をお楽しみいただけます。
口部が細いので、すっとビールが喉に届き、心地よくビールを楽しめます。
<SPEC>
サイズ:46×175H (mm)
容量:320ml
nido(ニド)
COEDOビール「漆黒 shikkoku」など、味わいの深い黒ビールにおすすめです。
333ml瓶1本で2度違う味わいで楽しめるよう、グラスはあえて230mlという小ぶりにデザインされています。
異なる味わいのポイントは「温度」です。
一杯目に勢いよくグラスに注ぎ、冷えたビールを。
瓶に残ったビールは、1杯目を飲んでいる間に少しずつ温度が上がっていき、2杯目は温度変化による味わいの深さと、グラスの口元のふくらみにより広がる香りをじっくりと感じることができます。
<SPEC>
サイズ:60×160H (mm)
容量:230ml
まとめ
幅広い味わいを楽しめるコエドビール。
それぞれの味わいをより楽しめるよう、味わいを引き立たせるグラスでコエドビールを堪能してみてはいかがでしょうか。
それぞれの味に合わせたグラスで、ぜひコエドビールをお楽しみください。^^
関連商品
関連情報
産地を温ねて心づく日本製
「産地を温ねて心づく日本製」
産地を訪ねる
歴史や文化を温ね
いろんな職人技に心づく
各地の素晴らしい伝統産業や職人技術で
心地よく豊かなライフスタイルを
ご提案致します。
「たずねる。心づく。豊かな暮らしを。」
<MADE IN JAPAN>
brand | afugi |
---|---|
online store | https://afugi.net/ |
open | online 24h |
tel | 03 6820 2079 |
contact | info@afugi.net |
@afugi_jp |