「ローズマリーの効果効能は？」意外と知らないローズマリーの3つの効果！

人気の香りのひとつでもある「ローズマリー」

フレッシュでクリアな香りのハーブは、料理の香りづけ、アロマ、など私たちの生活において様々なかたちで使われています。

たくさんのシーンで使われているローズマリーですが

実はいろんな効果効能があるのをご存知でしょうか。

今回は、ローズマリーの効果効能について、意外と知らない3つの効果をお伝えしていきます。

[この記事の内容]

・ローズマリーとは？

・古来から使われていた？

・意外と知らない3つの効果効能

ローズマリーとは？

そもそもローズマリーとは？

名称：ローズマリー

種類：シソ科

産地：地中海沿岸 (フランス・スペイン・クロアチア・モロッコなど)

香り：フレッシュでクリアなハーブ調の強い香り

花言葉：「記憶」「追憶」「思い出」「誠実」「変わらぬ愛」「静かな力強さ」

ローズマリーはシソ科の常緑性低木です。

学名には「海のしずく」という意味があり、伝説にも現れる植物。

地中海沿岸地方に自生し、欧米ではよく生垣にもされています。

日本での開花時期は5～11月頃。

丈は種類によって異なりますが、30～200cm程度まで生長します。

細い針のような葉を持ち、種類によっては夏にブルーやピンク、白、薄紫など様々な色の花を咲かせます。

「料理にも使えるから家庭菜園にも人気」

常緑樹なので通年で収穫できるうえ、育てやすいことからご家庭菜園にも人気です。

地植えでも鉢植えでも育てられるので、ベランダなど限られたスペースでも栽培が可能です。

ローズマリーは、香りづけとして料理やハーブティーに、そして入浴剤など香料としてなど、生活の様々なシーンで使われています。

料理においては特に肉料理との相性が良く、特に羊肉を使うイタリア料理に多く使われています。

また

ラムや豚肉、青魚などクセが強い食材の臭みを消し

鶏肉や白身魚などの淡泊な食材には香りをつけ

鶏肉の香草焼きやスペアリブなどの加熱調理に向いている

とても優秀なハーブなのです。

古来から人間の生活とともにあったローズマリー

ローズマリーは、古来から人間の生活に深く関わってきたハーブのひとつ。

鼻に抜けるような、強めの爽やかな香りのこのハーブは、料理以外でも処方薬としても使われていたのです。

若返る？！『ハンガリアンウォーターの伝説』

こんな話をご存知でしょうか。

14世紀頃、ハンガリーの王妃エリザベスは病を患っていました。

痛風や脳卒中の後遺症による麻痺があり、症状を改善するためにローズマリーを漬けた水を使用し処方したところ、健康になり若返ったという逸話です。

その水は「ハンガリアンウォーター」と呼ばれ、外用薬として使用した王妃はみるみる回復し若さをとり戻したことから、若返りの妙薬としても有名になりました。

70歳を過ぎても美しかった王妃は50歳も年下の王子からプロポーズされたという話もあります。

あくまで物語でのエピソードですが、それだけローズマリーが普及し使われていたのです。

実際に中世ヨーロッパでは薬草として重宝されていたようです。

そんなはるか昔からローズマリーは使われていたのです。

意外と知らないローズマリーの3つの効果効能

スッキリとしたシャープな香りが特徴的なローズマリー。

その爽やかさのある独特な香りから、

「リラックスしたい」

「リフレッシュしたい」

そんな気分転換をしたい時にはピッタリです。

また、刺激活性の効果もあるので、ストレスや疲労を感じたときや、無気力感や自信を無くした時などにかぐのも最適です。

そして、それ以外にもこんな効果効能があります。

意外と知らない3つの効果効能。

[ 効果効能①：集中力アップ ]

ローズマリーの香りには、集中力や記憶力を高める作用があるとされています。

集中力、記憶力、注意力の向上を助けてくれるので、勉強や仕事で集中したい時や、眠気をスッキリさせたい時などにも役立ちます。

受験生やビジネスマンにはもってこいの香り。

「ここは集中！」という時には後押しをしてくれます。

[ 効果効能②：血行促進による健康 ]

ローズマリーには血行を促進し、新陳代謝を促す作用があるとされています。

ローズマリーに含まれるシネオールという成分に血行促進作用が認められており、ドイツでは血行不良の補助治療薬として用いられています。

そのため、手足の冷えや腰痛、筋肉痛などを改善する効能が期待できます。

また、頭皮の血行も促すので、抜け毛や白髪を予防する効果や発毛促進の育毛効果も期待されています。

実はローズマリーオイルは頭皮ケアアイテムとしても人気なのです。

さらに、内臓の消化機能を助けてくれることから、肝臓強壮の効能もあるといわれています。

咳や気管支炎をやわらげる作用も期待できることから、風邪や花粉症の際も重宝される植物です。

[ 効果効能③：殺菌・抗菌作用で清潔に ]

ローズマリーには殺菌・抗菌作用まであります。

シネオールやウルソール酸が含まれており、これらの成分に抗菌・抗真菌作用などの効果があるとされています。

外用としても使用できることから、スキンケアにも役立ちます。

また、防虫作用があることから、古くから防虫剤として用いられてきました。

さっぱりとした爽やかな香りが虫を寄せ付けない効果があるとされています。

その他にも、強壮剤や収れん剤として用いられてきた歴史もあり、古くから薬草として用いられてきました。

刺激活性の効果から、軽いうつ病などを緩和する効能も期待されています。

様々な生活シーンで活躍してくれます

このように、ローズマリーには多くの効果効能があります。

爽やかな香りを持ち、抗菌作用が強いのであらゆるシーンでのリフレッシュにおすすめ。

現代を生きる私たちの生活にも様々な場面で活躍してくれることでしょう。

お部屋や空間に

枕やシーツに

またそれ以外にも、ハンカチや衣類などにスプレーすることで、香りでリフレッシュや眠気の解消に、ストレスを感じた時や疲労感があるときにマスクや手持ちのハンカチなどにスプレーすることで、気分転換に、そして殺菌・抗菌になります。

虫除け対策や花粉シーズンのおともにも最適。

鼻にぬけるようなスッキリとした香りは、花粉シーズンにももってこいです。

また、強い香りを放つことからローズマリーの匂いを嫌う虫も多く、天然の虫除けスプレーとしても活躍してくれます。