サステナブルとは？生活を豊かにするも人間。しないも人間。

最近よく話題になっている「サステナブル」

サステナブル（Sustainable）は、sustain「持続する」とable「～できる」からなる言葉です。

持続できる、いわゆる「持続可能な」「続けていける」という意味があります。

そして、現在世界中で共通目標として取り組み始めているのが「サステナブルな社会」の実現です。

サステナブルな社会とは、つまり「持続可能な社会」ということです。

持続可能な社会とは、自然や環境、資源の浪費や破壊などを減らし、次世代にも豊かで美しい平和な地球のままずっと生活をし続けていける社会のことです。

この持続可能な社会はそんなに簡単なものではありません。

現在の問題のひとつとして挙げられるのが地球温暖化。

産業革命以降、大気中の二酸化炭素濃度は急上昇してきました。

経済活動による二酸化炭素の排出量の急増が主な原因と考えられており、世界の平均気温も上昇傾向にあります。

2100年には最大で4.8℃上昇すると予測されています。

地球温暖化は異常気象を引き起こす原因にもなっており、各国で深刻な影響が出ています。

地球に住む人間がより豊かな生活を求めることにより、地球環境がより悪化してしまっているということです。

そんな地球人口はさらに増加するといわれています。

2015年に約73億人だった人口が、発展途上国での急速な人口増加によっては2100年には約110億人に達するという予測も出ています。

このままでは地球人口が増えれば増えるほど、さらに環境破壊などを引き起こす可能性があります。

我々人間が豊かに暮らせば暮らすほど、我々が住む地球が悲鳴を上げているのです。

SDGs「エス・ディー・ジーズ」とは、Sustainable Development Goals
「持続可能な開発目標」のことです。

SDGsは、2015年9月の国連サミットで193の国の首脳の参加のもと、全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に掲げられました。


SDGsは、貧困や飢餓から環境問題、経済成長やジェンダーまで幅広いさまざまな課題が網羅されています。

私たちが住む地球を救えるのは、地球に住む私たちにしかできません。

地球を救うには、私たちの日々の生活を少しずつ変えていくことではないでしょうか。

私たちひとりひとりの、ひとつひとつの積み重ねが少しずつ地球を救っていくことではないでしょうか。

生活が豊かになり、便利な暮らしができることは素晴らしいことです。

世の中がより良くなるには、その基盤となる地球があってこそ。

私たちで、少しずつ。