メンズ扇子の選び方は「おしゃれ」「丈夫」!かっこいい大人男子の扇子ライフ
メンズ扇子の選び方は「おしゃれ」「丈夫」
暑い夏に持ち歩きたい、どこでも気軽に涼を楽しめる扇子。
扇子は涼をとることはもちろんですが、夏のおしゃれアイテムとしても活躍してくれます。
サイズもコンパクトで気軽に持ち歩けて、さっぱりしがちな夏のスタイルには程よいアクセントになってくれます。
そんな扇子も、現在では種類が幅広く、素材や形状、デザインがたくさんあります。
商品によって様々なので、何を選んでいいのか迷ってしまいます。
そこで今回は、かっこいい大人男子にピッタリのおすすめのメンズ扇子をご紹介します。
選び方のポイントについても解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
扇子の素材
扇子の素材には、いくつかの素材が使われています。
素材で雰囲気や風量が異なるので、お好みや用途に合った素材を選んでみてください。
素材①:定番の「紙扇子」
扇面に和紙などの紙素材を使った扇子のことを紙扇子といいます。
扇子といえば、で1番イメージしやすいかもしれません。
紙扇子は紙を3枚貼り合わせ、中骨を挟み込んで作られるものは多いので、表裏両面とも扇面の美しいデザインになっています。
布扇子に比べて風量が多いので、しっかり涼みたい方にはおすすめ。
畳み具合も心地よく音が鳴るので、閉じたときの収まりがよいという魅力もあります。
伝統的な高級扇子には紙扇子を用いられるものが多い傾向がありますが、お手頃の価格帯の紙扇子もあるので、ご予算に合った扇子を選んでみてください。
素材②:雰囲気を醸す「布扇子」
扇面に布を採用した扇子を布扇子といいます。
布扇子では主に「綿」「シルク「麻」「ポリエステル」の4種類の素材が使われます。
素材によって風合いが異なるので、雰囲気や好みで見つけられるのが魅力です。
布扇子は素材の性質上、紙扇子に比べると風量は控えめです。
また、片貼りが多く、裏側は中骨がはっきりと見えるので、表裏でデザインの印象が異なります。
表裏で雰囲気が変わるのも魅力のひとつとなっています。
布扇子の素材:風合いのある「綿素材」
ほどよい風合いと透け感のある綿素材。
それだけに綿素材を使った扇子には、鯉やトンボなど古典的なモチーフのデザインが豊富です。
また、絣(かすり)といわれる素材が使われるなど、伝統的な和柄の扇子も充実しています。
何より綿素材は、和物との相性がバツグン。
着物や浴衣、甚平などと合わせるとまとまった雰囲気になります。
また、多少水に濡れても破れないので、屋外でも安心して使えるのも嬉しいポイントです。
和の粋な雰囲気を楽しみたい方にはおすすめです。
布扇子の素材:高級感のある「シルク素材」
高級感のあるおしゃれな扇子はシルク素材がおすすめ。
シルクならではの光沢感により高級感を演出するだけではなく、扇子に使われるシルク素材は生地が薄く、透け感があるので、涼しげな雰囲気を演出できます。
薄い生地を片面貼りしているものが多いため、風量は控えめ。
耐久性も高いとはいえないため、丁寧に扱う必要があります。
年齢問わず使いやすく落ち着いたデザインのモノが豊富なので、ギフトにもおすすめです。
布扇子の素材:軽やかな「麻素材」
軽やかでシャリっとした独特な肌触りの麻素材。
麻素材は繊維が強くて隙間が少ないため、布扇子の中ではしっかりと風量を保つことができます。
また、落ち着いた色合いや、見た目の軽やかさと清涼感も大きな魅力。
柄物というよりは「シンプルで素朴なデザイン」のものが多いので、スタイルを選ばずに楽しめます。
布扇子の素材:高級感のある「ポリエステル素材」
これまで布扇子は綿やシルクが定番でしたが、近年ではポリエステル素材の扇子も増えています。
使いやすくて加工しやすい便利な素材なので、豊富なカラーリングの演出ができたり、様々な柄をデザインすることもできます。
また、比較的安価な素材なので財布にやさしいのもポイントです。
ポリエステル素材は布扇子ならではの透け感もあるので、扇子の風合いをなくすことなく楽しめます。
そして何より水に強い。
普段使いにはおすすめの素材です。
扇子のサイズ
扇子にはサイズがあり、一般的にはメンズが大きめ、レディースが小さめのサイズ感とされています。
一般的に「寸」(1寸:約3.03cm)という単位で表記され、メンズ扇子は7.5寸(約22cm)が定番です。
男女兼用タイプでは7寸(約21cm)が基準となっていることが多いため、メンズは7寸か7.5寸の扇子を選ぶのがおすすめです。
9寸(約27cm)と大きい扇子もありますが、これらはお祭りや舞などのイベント用に作られる場合が多いサイズです。
大きすぎると普段使いでは使いにくいこともあるので、大きい扇子でも8.5寸(約26cm)くらいがおすすめです。
反対に、レディース用とされていた小さめのサイズは、コンパクトで持ち歩きやすいことからメンズにも支持されるようになってきました。
一般的にレディース用は6寸5分(約20cm)とされていたサイズが、男女問わずに使う人が増えています。
扇骨の数
扇子によって、扇骨の数も異なります。
扇骨の本数のことを間数と呼び、20本の場合は20間、30本の場合は30間と表記されます。
扇骨の数が多いほど間隔が狭くなるので、数だけでも雰囲気が異なります。
一般的な扇骨の本数は20~35本程度とされていますが、なかには10本以下のものから、多いものだと60本程度のモノものまであります。
扇骨の本数は多いほど高級とされており、本数が多いほど風量が増える傾向があるので、実用性が高いものがお好きな方はおすすめです。
扇骨の素材
扇骨といえば、しなりのよさと耐久性の高さがある「竹」を用いられるのが定番。
さらに竹は軽くて肌の触感もいいので、扇骨にはピッタリの素材です。
また、扇骨に使われる竹には「上質竹」(竹の皮の部分を使用)と「並質竹」(竹の身の部分を使用)の2種類があります。
上質竹はコシが強くて美しいツヤがありますが、1本の竹からわずかしか採取できないため、希少性が高くて高価です。
一方で並質竹はやわらかいため、扇骨に使うと分厚くなる場合が多く、扇骨の本数が少ない安価な扇子でよく用いられます。
その他の扇骨の素材
扇骨素材の定番となる竹以外にも、親骨にアルミやアクリル素材を採用したモノもあります。
親骨とは骨組みの中で最も外側にある太い骨のこと。
閉じた状態でも開いた状態でも一番外側に位置するため、外部から衝撃を受けやすい部分です。
アルミやアクリルはとにかく軽くて丈夫。
アルミは耐久性が高いうえ、親骨に使うとメタリックな光沢が際立つのでスタイリッシュな印象を与えてくれます。
またアクリルは加工しやすいので、カラフルな柄を取り入れ、ファッショナブルなデザインのものが多くあります。
扇子の由来と歴史
扇子は長い間、涼を得る道具として親しまれてきました。
また、開いたときの形が末広がりを連想させることから、昔から縁起物として重宝されています。
起源は諸説ありますが、日本発祥であることが有力とされています。
現在でいう「うちわ」は存在しており、古代エジプトの壁画に描かれていたり、紀元前の中国で使用されていたりと、扇子が生まれる前からあったとされていますが、「折り畳めるうちわ」は日本発祥とされているのです。
現在のように「涼を得る道具」としての原型は平安時代まで遡ります。
当時は和歌を書いたり、贈答したりと様々な使われ方をしており、それから能や狂言、歌舞伎、落語、茶道などの芸事、戦国武将の軍扇などにも使われるようになっていったのです。
まさに日本の歴史や文化とともに歩んできたアイテムともいえるのです。
大航海時代にはヨーロッパにまで伝わり、貴婦人の社交アイテムとして使われるようになり、扇子が世界的に広まっていきます。
現在でも日本の伝統工芸品として世界中で高い人気を誇っています。
メンズ扇子の選び方は「おしゃれ」「丈夫」
このように日本の歴史とともに歩んできた「扇子」
現在ではいろんな扇子があるだけに、選ぶポイントもたくさん。
風量が多い → 「紙扇子」「扇骨が多め」
風合いを楽しむ → 「綿素材」
高級感を楽しむ → 「シルク素材」「扇骨が多め」
素朴さを楽しむ → 「麻扇子」
気軽に使える → 「ポリエステル素材」
持ち歩きやすさ重視 → 「小さめのサイズ」
長く使える → 「布素材」「竹素材」
夏の暑さを乗り越えるためには、ある程度の実用性は欲しいけど、普段使いできるおしゃれさも欲しい!
夏のスタイルのアクセントにもなるので、ファッション性も欲しいところです。
扇子が和のテイストを感じさせる分、デザイン性や形状で今っぽさのあるテイストを取り入れてみたり、スタイルのテイストに合わせたりすることでよりおしゃれさを演出することができます。
夏にしか使わないアイテムではあるものの、夏の期間は毎日のように使います。
だからこそ、せっかくだからお気に入りの相棒でありたい。
いくら大事に使っていても、すぐに壊れてしまうようなものではせっかくの相棒が台無しになってしまいます。
そうならないためにも、長く使えるような丈夫な素材を選ぶようにしましょう。
扇子を長持ちさせる使い方
お気に入りの相棒とは長く付き合っていきたいもの。
扇子を長持ちさせる上で大事なのが「開閉方法」です。
1日に何度も開け閉めするため、毎度の開閉だけで寿命が随分と変わってきます。
開き方に関しては、扇子の親骨を上に向け、親指で少し押し開き、両手でゆっくりと開いていきましょう。
一気にバサッと広げてしまうと扇子を痛めてしまうことがあります。
ゆっくりと丁寧に開くことを意識するようにしましょう。
閉じるときは両手を使って手繰り寄せるように閉じていきましょう。
商品によって付属されるしめ紙やゴムをはめておけば、型崩れを防ぐことができます。
メンズ扇子は、さっぱりとしがちな夏のスタイルのアクセントになるので、相手への印象にも残りやすいアイテムです。
お好みの用途に合わせてあなたにピッタリな扇子を選んでみてください。
おすすめのメンズ扇子
当店でも人気のメンズ扇子を少しご紹介します。
夏の期間だけ、ではなく、夏の期間を存分に楽しむためにぜひ大人男子の扇子ライフをお過ごしください。
少しでも扇子選びの参考になれば幸いです。
首にかけていつでも使える「ストラップ扇子」
ストラップ扇子 | 首にかけて持ち歩けるストラップ付きのアウトドア扇子 [京都]
販売価格
¥ 3,960 (税込)
商品紹介
簡単に取り付けられる「カラビナ扇子」
カラビナ扇子 | 取り付けて持ち運べるカラビナ付きのアウトドア扇子 [京都]
販売価格
¥ 3,960 (税込)
商品紹介
岡山デニムを使用した「デニム扇子」
デニム扇子 岡山デニムを使用した扇子 [京都]
販売価格
¥ 7,150 (税込)
商品紹介
老舗の扇子メーカーより
関連商品
関連情報
産地を温ねて心づく日本製
「産地を温ねて心づく日本製」
産地を訪ねる
歴史や文化を温ね
いろんな職人技に心づく
各地の素晴らしい伝統産業や職人技術で
心地よく豊かなライフスタイルを
ご提案致します。
「たずねる。心づく。豊かな暮らしを。」
<MADE IN JAPAN>
brand | afugi |
---|---|
online store | https://afugi.net/ |
open | online 24h |
tel | 03 6820 2079 |
contact | info@afugi.net |
@afugi_jp |