古来から変わらない製法で
職人が1本1本手作業で
仕上げた逸品
櫨蝋(ハゼロウ)100%で作られた和ろうそく「櫨ろうそく」
櫨蝋100%で作られた和ろうそくは、日本古来より受け継がれる手掛け製法を用い、職人が一本一本手作りで製造しております。
古来から変わらないろうそくを楽しみください。
和ろうそくのあかりは、温もりがあり、優しい炎であるといわれています。
眺めているだけでもリラックスできるので、仏壇用のあかりとしてだけではなく、日常的にキャンドルライフをお楽しみ頂けます。
和ろうそくは、気になりがちな「ロウの垂れ」と「燃焼中の煙」が少ないのが特徴。
一般的なろうそくは、石油からとれるパラフィンワックスなどを原料としているのに対し、和ろうそくは「純植物性」を原料としています。
純植物性の和ろうそくは、点火するとロウが芯に吸い上げられ、炎とともに蒸発するため、ロウ垂れがほとんど発生しません。
そして純植物性のため油煙が少ないのです。
さらに芯が和紙でできているものが多く、芯に燈芯を巻くことで芯がより太くなり、蝋の吸い上げも良くなるのです。
そのため「ススが少ない」「炎が消えにくい」というのも和ろうそくならではの特徴といえます。
“和ろうそくは仏壇を汚さない”といわれるように、垂れにくく煙やススが少ないので、まわりを汚さずキレイなまま使えるというメリットもあります。
和ろうそくは大きく2つの製法があります。
それが「型掛け」と「手掛け(生蝋手掛け製法)」
「型掛け」は、芯を入れた木型にロウを流し込む製法に対し、「手掛け」は、芯にロウを手で塗り重ねていく製法です。
芯を挿した串を右手で回転させながら平均40度に保ったロウを左手でとり塗り重ねていきます。
塗る、乾かすを繰返すと芯の周りに年輪状にロウの層ができていきます。
手掛け製法は古来から伝わる和ろうそくの製法。
現在、この技法ができる職人は全国で10人ほどだそうです。
この希少性の高さは「手掛け製法」ならでは。
古来から変わらない歴史と受け継がれる文化をぜひご堪能ください。
◾️ 白 / 朱
和ろうそくの定番ともいえるのがこの2つのカラー。
原材料となる櫨そのままの色味の「白」
朱掛け製法で染め上げる「朱」
用途や気分に合わせてお選び頂けます。
◾️ 1号2.5寸 (8本入り) ※専用BOX付き
長さ:75mm / 燃焼時間:約30分 / 箱サイズ:W95×D85×H18 (mm)
◾️ 3号 (8本入り) ※専用BOX付き
寸法 135mm / 燃焼時間:約70分 / 箱サイズ:W100×D145×H15 (mm)
滋賀県高島市の伝統工芸品「近江和蝋燭」
14世紀頃からあったとされているろうそく文化。
600年以上続くこの歴史的文化は、日本各地で作られるようになりました。
そんな和ろうそくの産地のひとつでもあるのが滋賀県高島市「近江和蝋燭」
昭和59年、滋賀県の伝統工芸品として正式認定されました。
大與について
古くは湖国の港町として栄えた滋賀県高島市今津町に位置し、四代に至る今日まで和ろうそくづくりに励んでいる大與さん。
大正3年となる1914年に創業し、四代にわたる現在まで脈々と技術を伝え、研鑽してきました。
滋賀県は、日本最大の湖・琵琶湖を預かり、自然と人が共存して生活を営む知恵を育んでいます。
大與のろうそくも、天然の植物蝋を100%使用し製造されています。
自然と共に恵みを活かさせていただいているという姿勢は、創業から100年以上経った今でも変わらない営みとして根付いています。
大與の和ろうそく
大與の和ろうそくは、国産・天然の植物蝋を100%使用して、1本1本熟練の職人たちの手によって丁寧に作られています。
持続可能な素材であることはもちろんのこと、家庭用サイズのものですと、蝋涙(蝋が垂れること)や油煙をほぼ発生させません。
また匂いもほとんどありません。
環境にも人にも優しいのが大與の和ろうそくの特長です。
「やさしい灯りで匂いがなく、煤が少なく、蝋が垂れにくい」
この3つの特徴をもつのが琵琶湖の西岸、滋賀県高島市で大正3年より、古くから手掛け製法でろうそく製造業を営む”近江手造り和ろうそく大與(だいよ)”の和ろうそくです。
石油由来のパラフィン蝋ではなく、櫨やお米といった植物性の蝋を原料として作られている和ろうそく。
そのやわらかな炎を暮らしの中に取り入れてみてはいかがでしょうか?
ぜひこの機会に、土地と繋がる灯りをご覧ください。
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