『ファッションのコスパ。』を考えてみる。大人のファッションの楽しみ方とは?
『ファッションのコスパ。』を考えてみる。大人のファッションの楽しみ方とは?
「結局どっちの方がコスパがいいの?」
ファッションにおけるコスパ。
どういう選び方が結局コスパがいいのか、考えたことがある方も多いのではないでしょうか。
ファッションの楽しみ方の傾向
そもそも、ファッションにお金をかけるのは10代から20代の若い時。
ブランドアイテムや、大手セレクトショップに並んでいるトレンドアイテムを身にまといオシャレを楽しむ。
20代から30代になり、スーツなどの仕事着を着用するケースが増えると同時に、ファッションへの興味が薄れてくる。
さらに家庭ができ、子宝に恵まれ、自分よりも家庭のためにお金を使うことが多くなり、さらに興味が薄れてくる。
でも服は着なければならないのでファストファッションのベーシックで定番的な商品を着用する。
そんな傾向があるように感じます。
何よりも家族が優先で、自分自身にはあまりお金をかけなくなる。
という考えが働くからでしょう。
ご家庭内の資金繰りについては、確かにご家庭やお子さんが優先になるのは間違いありません。
そのため、やはり「コスパ」という概念は非常に重要だと感じています。
だからこそ、その選択が本当にコスパがいいのでしょうか。
ということです。
ファッションにおける年単価という考え方
こんな考え方があります。
ファッションアイテムを1年間使用した場合の単価はいくらなのか?
たとえばTシャツ。
AのTシャツは¥6,000
BのTシャツは¥3,000だとします。
使用頻度が全く同じだとした場合にどれくらい着れるのか。
着用可能期間から考慮し、年間の単価がどれくらいなのか。
<ケース①>
【A】着用可能期間:2年
¥6,000 ÷ 2年 = ¥3,000/年
【B】着用可能期間:1年
¥3,000 ÷ 1年 = ¥3,000/年
【年単価】 A = B (¥3,000)
この場合、年単価は同じになります。
つまりコスパは変わらない。
<ケース②>
【A】着用可能期間:3年
¥6,000 ÷ 3年 = ¥2,000/年
【B】着用可能期間:1年
¥3,000 ÷ 1年 = ¥3,000/年
【年単価】 A < B (¥2,000 < ¥3,000)
この場合、年単価はBの方が高くなります。
つまりコスパはAの方がいい。
一見、Bの方が安いので、一時的に考えたらBの方がコスパがいいと思うかもしれません。
しかし、ファッションは1度購入したら何度も着用する方がほとんどです。
ケース②のように、1度俯瞰して長期的に考えてみると、案外Aの方が良かったりもします。
これは様々なアイテムでも活用できる考え方になります。
単価に関しても、設定が難しいと思いがちですが、これまで購入し着用してきたアイテムを基準に考えてみてもいいかもしれません。
価値観や考え方は人によって様々ですが、参考までによく考えられる単価としては¥10,000/年が一般的なように思います。
・¥10,000 → 1年の着用
・¥30,000 → 3年の着用
・¥100,000 → 10年の着用
商品の単価はどうやって決まるのか?
では、商品の単価はどうやって決まっているのか。
これはブランドによって様々です。
基準値が難しいかもしれませんが、これも、これまで購入し着用してきたアイテムを基準に考えてみてもいいかもしれません。
「ここのブランドはすぐダメになった」
「ここは品質も良くて長持ちした」
など、潜在的にすでにご自身で線引きをしていることも多々あります。
また、基本的には価格と品質はほぼ比例している傾向がやはり多いように思います。
一概にはいえませんが、リーズナブルな商品は価格に見合った品質です。
ご注意頂きたいのは、高級ブランドやハイブランドはその分品質と比例しているのか、ということです。
確かに、ハイブランドとなると高品質なものが多い傾向があります。
本当にずっと使えるプロダクトも数多くあります。
反対に、ブランドネームによって価値を高めている場合もあります。
〇〇というブランドだからこの価格、という場合です。
その中でも、品質がいいのにそこまで高くない!
というブランド、商品もあります。
このケースが理想ですね。
単価の違いは何が理由なのか?
これらの違いは、いわゆる商品の原価率の違いが大きな理由のひとつです。
ブランドによって方針が違いますので、原価率は本当に様々です。
人によって価値観や考え方が違うように、原価率にも正解というのはないのです。
年単価という考え方のメリット
この考え方をすることによるメリットもあります。
①浪費しにくくなる
②アイテムに愛着が持てる
③必要なものだけで良くなる
買い方が上手くなり、目利きができるようになるからです。
<こんな方に>
・いいものを長く使いたい
・トレンドというよりも定番的なものが好き
<こんな方はNG>
・トレンドが好き
・安いものでもバリエーションを多く持ちたい
あくまで比較指標であり、使用頻度や洗濯方法で異なりますので、一概にこの考え方を推奨しているわけではありません。
しかし、このようにコスパを考えながらファッションを楽しむこともまた、楽しいお買い物になるのではないでしょうか。
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