『スウェットといえばグレー』という理由
『スウェットといえばグレー』という理由
カジュアルアイテムの定番として男女問わず人気を誇るスウェットやパーカー。
「スウェット=汗」のとおり、運動着としてスタートしたカジュアルの王様は、今やアメカジやストリートテイストの代表的なアイテムとして現代ファッションでいかんなく存在を発揮しています。
そんなスウェットやパーカー。
「グレー多くない?」
と思ったことはありませんか?
理由①:合わせやすい
もちろん、最大の理由は「合わせやすい」からでしょう。
インナーとなるカットソー や、アウターとなるコートやジャケットの色合わせを考慮すると、グレーは最強です。
モノトーンでありながらも、黒と白の中間だけあり、両者ほどの主張がない。
主張したい色を引き立たせる事ができる、色を調和する事ができる。
その使いやすさから支持されているのでしょう。
理由②:歴史的背景
そしてもうひとつ。
実は歴史的背景が絡んでいるともいわれています。
歴史を紐解くと、当時の人々の想いや市場性が大きく関係していたのです。
もともと保温性が必要とされていた衣類には、よく動物の毛が使われていました。
時代とともに、織機など製造の進化によりウール以外でも保温性のある生地を作れるようになることから、加工しやすい綿(コットン)織物が主流になりました。
コットンはウールに比べ
①安く大量生産が可能だったこと
②コットン素材のスウェットでも十分に代用ができたこと
から、幅広い支持を得ることになったのです。
そして、もともとはウール素材のアイテム。
そんな中で、コットン素材のスウェットでも本来の高級感を出したいという思いや需要が出るようになったのです。
そこで、高級感ある色味や質感を演出するために作られたのが、現代ではスウェット素材の代表的なカラーである杢グレーだったのです。
こうして実は杢グレーが誕生し、普及し、一般化されていったために、「スウェット = グレー」という認識が起こっていたのも、理由としてあるのでしょう。
どことなくスウェットとニットに類似性を感じる理由がわかった気がします。
※諸説あり
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