滋賀の帆布。
滋賀の帆布。
主に岡山県倉敷市、広島県尾道市、滋賀県高島市
日本の三大帆布産地です。
今回は滋賀県の帆布。高島帆布
特殊な気候環境が糸にとっては最高の環境
滋賀県の北西部に位置する高島市は古くから織物の産地として知られてきました。
歴史も長く、18世紀後半、江戸時代から続いています。
日本一大きい湖のある琵琶湖があるということ、降水量の多さ、冬の寒さなどの地理的気候が綿栽培に適した環境であったことから産業が栄えました。
日本海側からの季節風が比良山にぶつかり、雲が立ち込み雨になる。という特殊な気候を生む地域であります。
「高島時雨」と呼ばれる雨があるように、雨量が多く、年間を通して湿度が高い地域性が糸にとっては最適な環境であり、繊維を強くしてくれるのです。
滋賀の帆布の最大の特徴として「丈夫さ」が挙げられるのは、この特殊な環境だからといえます。
ココだからこそうまれたプロダクト
そして、そんな環境だからこそ生まれたのが「高島ちぢみ」です。
湿度の高さは糸切れを防いでくれるため、撚糸(ねんし)に適しています。
強い撚りをかけた強撚糸(きょうねんいと)を使用したのが「高島ちぢみ」です。
滋賀の帆布は「丈夫さ」が最大の特徴
また、そんな地域で古くから生産されてきたのが「高島帆布」。
元々は、工業用帆布として使われていました。
丈夫な素材であることから、江戸時代には琵琶湖を往来する船の帆に用いられたり、戦時中には水汲み用のバケツとして使用されていた、など、様々な工業用資材として重宝されてきました。
現在ではアパレル製品として使用されるなど、幅広く人々の生活に使用されています。
滋賀県でしか作ることができない丈夫な帆布をぜひお嗜みください。
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