木のまな板 | 素材の種類や特徴とは?木の種類で楽しみ方が変わります [後編]
木のまな板 | 素材の種類や特徴とは?木の種類で楽しみ方が変わります
「木のまな板は、どの素材がおすすめ?」
木製のまな板にも、たくさんの素材の種類があります。
素材によって特徴があるので、同じ木でもちょっとした違いや調理のしやすさが変わってきます。
今回は、木のまな板の素材の種類や特徴をもとに、どの木を選nべばいいのかを解説していきます。
木のまな板選びの参考になれば幸いです。
>>まな板の素材別のメリット・デメリットや特徴はこちらでまとめています。
木のまな板の使い方やお手入れ方法も解説していますので併せてご覧ください。
木のまな板の特徴
木のまな板にはこのような特徴があります。
【メリット】
「刃にやさしい」→適度な弾力があり、包丁の切れ味が長持ちする
「傷が自然に回復しやすい」→木の繊維が自己修復しやすく、傷が目立ちにくい
「抗菌・防臭効果がある」→ヒノキやイチョウなどは天然の抗菌作用があり、雑菌が繁殖しにくい
「滑りにくい」→木の質感が手になじみ、調理中に安定しやすい
「見た目が美しい」→自然素材ならではの高級感や風合いが楽しめる
「静音性が高い」→切るときの音がソフトで、金属音が響きにくい
【デメリット】
「水に弱い」→吸水性が高いため、乾燥不足でカビや黒ずみが発生しやすい。乾燥やお手入れが重要
「お手入れが必要」→使用後はしっかり乾かす必要があり、漂白剤の使用は木を傷める可能性がある
「重い」→プラスチック製やゴム製に比べると重量があり、持ち運びや収納がやや不便
「食洗機非対応が多い」→高温や長時間の水浸しで割れや反りが発生する可能性がある
「値段が高いものが多い」→良質な木材を使用したものは価格が高め
「油染みがつきやすい」→木の繊維に油が染み込みやすく、一度つくと落ちにくい
木のまな板の魅力
メリットやデメリットがある中で、木のまな板には他素材にはない魅力があります。
プロの料理人が愛用していることが何よりの裏づけになりますが、包丁や環境にやさしく、長く使える使いやすさと機能面が優れていることが最大の魅力といえます。
自己修復ができるように、天然素材のため育てることができます。
傷もアジになります。
育ち方は普段の使い方で変わるため、使う人によって育ち方が変わるということです。
そして何より、包丁で食材をカットするときの「心地よさ」があります。
不快にならない心地いいカット音は病みつきになるかもしれません。
料理がもっと楽しくなる心地よさは、「長く使える」という点においては、木のまな板は他素材と比べて群を抜いているといえるでしょう。
木製まな板は適切なお手入れをすれば長く使えます。
使用後はしっかり洗って水気を拭き取り、風通しの良い場所で乾燥させることが大切です。
特にヒノキやイチョウはプロの料理人にも愛用されるほど使い心地が良く、包丁を大切にする人にはおすすめです。
木製まな板の木の種類と特徴
木の種類について細かく見ていきましょう。
ひとえに「木」といっても、たくさんの種類や特徴があります。
同じ木だとしても、木の育った場所や木材の部位によってその性質は異なります。
木のまな板選びの参考にしてみてください。
檜(ヒノキ」
建築材の最高級品とされる檜。
特徴:耐久性が高い / 水に強い / 木肌が美しい / 木目が緻密で弾力性が高い / 抗菌作用
刃当たりが柔らかく、乾燥に強く水切れに優れることからまな板材としても多く利用されています。
防虫効果・抗菌作用にも優れていて、雑菌が繁殖しにくいので、木製まな板を初めて購入するという方にもおすすめです。
ヒノキ特有の香りがあるので、ニオイに敏感な方は注意が必要です。
檜葉(ヒバ)
地域によりアスナロ、アテなど様々な呼び名がありますが、青森に分布する青森ヒバが一般的に有名です。
特徴:耐久性が高い / 水に強い / 抗菌作用
耐久性や水への強さにとても優れた性質をもつ檜葉。
抗菌性をもつヒノキチオールを多く含むため、まな板としても高い抗菌効果が期待できます。
適度な硬さで刃当たりがよく、まな板としての機能性は抜群ですが、材が稀少なため高価でもあります。
ヒノキ同様、特有の香りがあるので、ニオイに敏感な方は注意が必要です。
ヒノキやヒバの抗菌性については、抽出したヒノキオイルがMRSA(メチシリン耐性ブドウ球菌)の増殖を抑制するという研究結果が国立大学より発表されています。
銀杏(イチョウ)
古くからまな板の材料として最適といわれている銀杏。
特徴:水はけがいい / 復元力が高い / 傷やニオイがつきにくい
適度に油分を含み、水はけがいいという特性があります。
木質が均一で柔らかく復元力が高いので、まな板材の中でも最も刃当たりがいいとされています。
表面に傷が付きにくく、反りやゆがみも少ないです。
また、銀杏の木にはフラボノイドが含まれているので、まな板に臭いが付きにくいです。
ただし、檜に比べると抗菌作用が弱いため、しっかりと洗い、乾燥をさせておかないとカビなどが発生する可能性があります。
材によってはギンナン臭がする場合もあります。
桐(キリ)
国産材では最も軽くて柔らかい桐。
特徴:軽い / 柔らかい / 速乾性が高い / 傷がつきにくい
刃当たりが非常に軽く、乾きが早いのが特徴です。
材が柔らかいため、表面に傷がつきやすいです。
木製まな板の重さが気になるという方にはおすすめですが、その軽さゆえ安定性に欠けるという点では注意が必要です。
朴(ホオ)
比較的安価で手に入れやすい朴の木。
特徴:柔らかい / 弾力性と柔軟性がある / 刃当たりがいい
柔らかく、弾力性と柔軟性に富み、刃当たりが良いのが特徴です。
心材は青緑色、辺材は灰白色でまな板によってははっきりと2色に分かれているものもあります。
山桜(ヤマザクラ)
どことなくおしゃれさを感じさせてくれるのが桜の木。
特徴:耐久性が高い / 耐水性が高い / 頑丈で丈夫 / 傷がつきにくい
桜の木は実は耐久性が高くて丈夫な素材。
キッチンツールやインテリア雑貨にとても適しています。
木目にも注目
丸太をカットする際、年輪の目に対して板材を伐り出しますが、その位置によって木目が変わります。
木目には大きく分けて、「板目(いため)」と、「柾目(まさめ)」があります。
板目 いため
丸太の中心から離れた位置で、中心部に対し平行に伐り出すと、年輪が平行ではなく山形や筍(たけのこ)形の木目を板目といいます。
反りや狂いが起こりやすいですが、強度面で優れています。
板目材は水分を吸収しづらいため、酒樽や醤油樽などに使用されています。
柾目材に比べると安価で、湾曲したランダムな木目は木材の存在感を際立たせ、柔らかくも力強い印象をを感じさせてくれます。
柾目 まさめ
丸太の中心に向かって直角に伐り出すと、年輪が平行(縞模様)な木目を柾目といいます。
反りや狂いが少なく、水切れがいいのでまな板にもおすすめです。
ひとつの丸太から取れる柾目材は少なく、板目材よりも高価です。
夏目と冬目
板目と柾目だけでなく、春から夏にかけて成長する部分「夏目(なつめ)」と秋から冬にかけて成長する部分「冬目(ふゆめ)」があります。
木の断面を見ると夏目は厚くて色が薄く、冬目は薄くて色が濃く、それが交互に出来ているのがわかります。
夏目は成長速度が早いため、木の密度が薄くて柔らかく、水分が浸透しやすいです。
冬目は成長が遅いため、木の密度が高くて硬く緻密な構造で、水分を通しにくいです。
まな板の場合、夏目と冬目の硬さの差が大きいほど、包丁の刃が傷みやすくなります。
そのため、木目が細かく均一な柾目材の方が包丁の刃当たりは優しくなります。
柾目の心材が最適?
柾目の心材は、まな板に求める成分が満たされています。
・柾目材は水切れがよく乾きやすい
・木目が細かく均一なため包丁の刃当たりがよく、包丁にもやさしい
・反りや狂いも少ない
つまりまな板に最適だといわれています。
また、心材には抗菌・防虫成分が含まれており、雑菌が繁殖しにくく、耐久性が高いので長く使い続けることができます。
一枚板(無垢材)と接ぎ板(横接ぎ材)
まな板として加工される際に「一枚板」と「接ぎ板」というものがあります。
一枚板
読んで字のごとく、一枚の木材で作られたものです。無垢材とも呼ばれます。
水分の吸収や乾燥が自然でスムーズに行われるので、耐久性に優れ長持ちします。
ただし、表と裏で乾燥時の収縮率が違うため反りやくなります。
一枚板は貴重で、高価です。
接ぎ板
接ぎ板は小さな角材を繊維方向を平行にして貼りあわせて板としたもので、横接ぎ材とも呼ばれます。
無垢材の一枚板よりも反りにくいですが、接合部に割れや歪みが発生する場合もあります。
一枚板に比べると安価で、特に柾目材の場合は接ぎ板のものが多いです。
このように、木製にもたくさんの種類のものがあります。
同じ木のまな板だとしても、ちょっとした違いや特性があるので、あなたに合った素材のまな板を選んでみてください。
自然素材が豊富な岐阜県のまな板
御神木の里として知られる岐阜県中津川市付知町。
寒冷な気候でじっくりと育った良質な木々は、古くからたくさんのシーンで活用をされてきました。
伊勢神宮式年遷宮でも使われる、歴史と由緒ある天然木となっています。
そんな岐阜県で採れる天然木を使用したまな板です。
東濃ひのき
高品質な東濃ひのきは、耐久性、耐水性に優れ、傷やシミがつきにくいことから、生活に便利なキッチン用品やインテリアで多く使われるほど、私たちの生活を豊かにしてくれています。
大切な資源を無駄なく使いきれるよう、製材の段階から考えられ、良質で美しい木肌を活かしながら、木工職人の手によって日々の道具へと生まれ変わっています。
東濃ひのき | まないた SALIU 軽くて衛生的なヒノキのまな板 [岐阜]
販売価格
¥ 6,600 – ¥ 8,250 (税込)
商品紹介
付知山桜
山桜は日本に自生する桜の一種で、主に山間部に分布している桜。
山間部に自生することから、根が強く、硬く頑丈な木質があります。
通常の桜とは異なり、付知山桜はひとつの枝に複数回花が咲く「二段咲き」が特徴で、とても珍しい桜です。
独特の美しさをもつため「幻の桜」とも呼ばれ希少性が高い桜といわれています。
また、美しさだけではなく、自然の中で育つ野生種は、栽培種には見られない力強さと素朴な魅力を持っています。
樹齢数百年とされる個体もあり、大きな幹と広がる枝ぶりは圧倒的な存在感をもちます。
付知山桜 | まないた SALIU 耐久耐水で硬く丈夫な山桜製のまな板 [岐阜]
販売価格
¥ 3,300 – ¥ 5,720 (税込)
商品紹介
付知山桜 | 丸いまないた SALIU 耐久耐水で硬く丈夫な山桜の丸いまな板 [岐阜]
販売価格
¥ 4,400 – ¥ 5,280 (税込)
商品紹介
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