「度詰編みとは？」タフ好きにはたまらない度詰編みの魅力

タフなアイテム好きな方なら1度は耳にしたことがあるかもしれません。

「度詰編み」

度詰編みとは

度詰めとは、密度を詰めて生地を編みたてることをいいます。

度詰めをすることで、編み目がきれいにそろい、編み地の見た目もきれいになります。

読んで字の如くですが、簡単にいうとギチギチに密度を高めて編まれたものです。

通常よりも目を詰めて編まれた生地を指します。

目を詰めて（密度を増して）編むことでしっかりとした質感と、生地そのものの光沢感やツヤがでるので生地質の高級感がでてきます。

度詰めの度合いで風合いが変わる

同じ糸でも糸張りテンションの違い、つまり度詰め度合いによって生地の印象はかなり異なってきます。

詰めることで厚手で上質な生地感になれば、細い糸を詰めればより光沢感やツヤが出たりと、風合いは様々。

詰めれば詰めるほどいいというわけでもなく、糸の種類によって度合いを変えることでいろんな表情を見せてくれる魅力があります。

度詰めの具合が何より大事

しっかりとした質感と高級感が出る度詰編みですが、「どれくらい度詰めにしていくか」が非常に大事になってきます。

そしてこれが何より難しい。

糸目がとんだり切れたりするのでその調整がとても大事なんです。

ただ詰めればいいということではないので、糸の太さや強度などを考慮した上で詰めていく必要があるのです。

これこそまさに職人技が必要不可欠。

ニット職人の熟練の技術によって、度詰編みならではのタフな質感と光沢感を出すことができるのです。

度詰め編みは「編機」「職人の経験と技術」で仕上がりが左右されのです。

度詰編みの特徴

冒頭でもお伝えしたように、度詰編みの特徴は①「しっかりとした質感」②「高級感」という、一見相反する要素が詰まっていることです。

カジュアルだけどどことなく高級感があるような、通常のアイテムとは少し違いを出せる1枚ともいえます。

そして何よりも③「着心地のよさ」

目が詰まっていることによるふんわり感が着やすさを実現してくれています。

また、しっかりとした質感は洗濯後もタフなまま。

糸が水を吸った分、タフでふんわりとした着心地を維持してくれます。

タフでしっかりとした質感だからこそ④「抜群の保温力」があります。

何よりあたたかい。

ニット製品に多い編み方なのも納得です。

そんな度詰編みによるアイテムでおしゃれに寒さを乗り越えましょう！