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千利休は “クリエイティブディレクター” だった?!

千利休は “クリエイティブディレクター” だった?!

 

 

 

千利休

「せんのりきゅう」大永2年(1522年)から天正19年2月28日(1591年4月21日)

戦国時代から安土桃山時代にかけて活躍した商人、茶人です。

 

 

 

“茶聖”とも称され、「わび茶」という茶道の様式のようなものを完成させた偉人です。

 

お茶のイメージが強い利休ですが、たくさんの武勇伝があるのをご存知でしょうか。

 

実はすごく粋でカッコいい、オシャレな人物だったのです。
信長や秀吉の側近として活躍したのですが、その時代の天下人には絶大な信頼をされていました。

 

性格は決して信念を曲げず、相手が権力者であろうと媚びることなく意見していた一面もあれば
様々な”粋な計らい”をしていたそうです。

 

 

 

 

そんなカッコいい利休の粋な部分にフォーカスしてみます。

 

 

 

 

茶聖としての利休

 

17歳で茶の道を歩み始めた利休。

茶人としてだけでなく、人としても信長や秀吉からもとても信頼されていました。

 

 

信長は、利休の影響で茶の湯をとても大切にし、いろんな人に茶道をすすめていました。
新しいもの好きということもあり、茶器などの道具にもかなりこだわるほどでした。

 

 

秀吉は茶の湯を推奨していたこともあり、秀吉の時代になるとかなりの権力者になりました。
歴史文献にも“秀吉に意見できるのは利休しかいない”と記されているくらいです。

 

 

最期は秀吉との関係がもつれ、切腹を命じられ亡くなります。

 

利休は亡くなる寸前まで茶聖としての美学を貫いています。

 

秀吉に命じられ、使いの者たちが利休のもとを訪れその旨を伝えると

「お茶の支度ができております」

と、使いの者たちにお茶を振る舞い、いつものように一息ついてから自害したのだそうです。

 

 

茶人としてのプライドを貫く生き方が本当にカッコいいです。

 

 

自害する時も、前田利家や利休七哲の大名である弟子たちが奔走したが、秀吉の命令を受けた軍勢が屋敷を取り囲み、利休奪還を阻止したそうです。

 

それだけでも利休の影響力の大きさや偉大さを感じます。

 

 

 

 

センス人としての利休

 

自分の信念を曲げない利休ですが、天下人である信長に対しても意見をしたそうです。

会社員が社長に意見するようなものですね。

 

 

 

【センス:①】

信長が大きな軍艦を作った時のことです。

得意げにはしゃぐ信長は、家臣たちに聞いてまわるなか、利休は「いまいち」と。

下手なことを言えない家臣たちを横目に

 

「色がいまいちです。全部黒くしてください」

信長はその意見を素直に取り入れ、さらにインパクトのある軍艦になりました。

 

すごいですね。日本のトップである天下人に意見できるところが利休の偉大さを伺えます。

 

 

 

【センス:②】

ある日、茶の師匠である武野紹鴎に庭の掃除を命じられた時のことです。

全部キレイに塵ひとつなく庭の掃除を終えてから、庭の木を揺らしました。

そして風に舞った落ち葉をそのままにし、庭に風趣を添えました。

 

「秋の庭には、少しくらい落ち葉がある方が自然で良い」と。

 

それを見ていた紹鴎は、利休の奇才にぶりに感銘を受け、茶の湯を熱心に授けたそうです。

 

 

 

【センス:③】

秀吉に「朝顔がキレイなので茶会に来ませんか」を誘った時のことです。

秀吉は「満開の朝顔を眺めながら茶を飲むのはさぞかし素晴らしいだろう」とワクワクしながら茶室に向かうと、庭の朝顔は全て切り落とされていて全くありませんでした。

「どういうことだ」とガッカリして茶室に入ると、床の間に一輪だけ朝顔がいけていったのだそうです。

 

「この一輪であるが故の美しさ。それ以外は全て摘んでおきました。」

 

秀吉は、この利休の美学に脱帽したそうです。

 

 

 

また、茶道のルールも天下人である秀吉にも平等に徹底をさせたそうです。

黄金が趣味で贅沢三昧の秀吉に対して “わびさび”を説いた利休。

信長よりも大事にしていた秀吉だったが、利休は芸術家として秀吉を好きになれなかったそうです。
絶対的権力者に対し、芸術を通じて反抗し続け、自分の美学を貫きました。

 

 

 

他にも、師匠が通りすがりに見た花を、茶会に用意しようと何も言わずに心に留めていたものを用意していたり、

 

一部の偉人が嗜んでいた茶道を庶民に普及をさせるべく、様式を簡素化させ、それを天下人に徹底をさせたりと、かっこいいエピソードが数多くあります。

 

 

 

また、茶室の入口が低いのは、茶道は茶碗ひとつだけあれば十分。

余計なものはいらないという意味が込められているのだそうです。

 

 

 

 

今も残る利休のプロダクト

 

利休は、実は現代に実在しているものの発明者でもあります。

 

 

 

お好み焼き

利休のお茶会に登場した食べ物である「麩の焼き」
小麦やくず粉などを水で溶いて焼き味噌を塗ったものです。
お好み焼きの原型になったといわれています。

 

 

雪駄

雪踏ともいわれていますが
雪の日の茶席に向かう客人たちが履いていた草履を見て寒かろうと、皮などを草履の裏に張り防水機能を持たせた雪駄も作ったとか。

これも江戸時代には庶民の間で大流行しています。

 

 

 

 

最後に余談ですが、利休は身長が180cmくらいあったそうです。

当時で考えたらかなりの巨人です。

 

 

 

 

いかがでしょうか。

数々の偉業や、記憶に残るような粋なはからい。
挙げるとキリがないので、その他武勇伝はカットしますが、当時まわりの人に与えた影響の大きさを考えると本当にすごい人物だったと思います。

師匠だけでなく、天下人でさえも一目置き、数多くの弟子をすえていた彼の存在は絶大だったといえるでしょう。

信念を貫く生き方、考え方に感銘を受けました。

まさに戦国時代のクリエイティブディレクターといえます。

 

 

 

 

 

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