日本製のキャンバストートバッグはココが違う。ずっと寄り添えるプロダクトへ。
日本製のキャンバストートバッグはココが違う。ずっと寄り添えるプロダクトへ。
帆布素材のトートバッグ。
キャンバストートともいわれ、長い間私たちに親しまれ続けている名作ではないでしょうか。
有名なブランドでいえばやはり「L.L.Bean」でしょう。
キャンバストートの代名詞として世界中で人気を誇っています。
キャンバストートは、シンプルで帆布素材ならではの柔らかい雰囲気があり、そして丈夫で使いやすいことが愛され続ける理由ではないでしょうか。
帆布(キャンバス)素材とは?
そもそも、ここまで愛されている帆布(キャンバス)素材はどんな素材なのでしょうか。
キャンバス(帆布)とは、糸を撚り合わせて平織した丈夫な生地のことをいいます。
麻や綿、ナイロンなどの合成繊維を用いることが一般的です。
「撚る」(よる)とは、糸や紐などをねじり、互いに巻きつけることをいい、「平織り」とは経糸と緯糸を交互に浮き沈みさせる折り方を指します。
平織は簡単な折り方のため、様々な商品によう使われています。
帆布の特徴は、とにかく丈夫なこと。
長年人々に重宝される最大の理由です。
平織りは、丈夫で摩擦に強い性質を持っています。
加えて糸を撚り合わせる織り方をしているので、他に類を見ないほど丈夫な織物に仕上がることになります。
使い込むほどに味が出て、柔らかくなることも特徴のひとつ。
通気性がいいこと、水が浸透しづらいことも帆布の特徴。
この2つを持つ素材はなかなか珍しいといえます。
カバンや靴にも使われています。
帆布のはじまり
帆布の始まりは古代エジプトといわれています。
諸説ありますが、紀元前3000年~紀元前30年頃のこと。
そんな時代から人々は帆布を利用して生活していたのです。
「帆」の文字が表す通り、船の「帆」として使われるようになったのが帆布のはじまり。
当時は亜麻(あま)の帆布が使われていました。
帆布がテントや小物に化けたのは明治時代以降のことです。
その利便性から、貨物列車のシートや牛乳配達に使われる袋など、さまざまな用途で使われるようになっていきました。
戦時には軍服にも使用されていたり、集金袋や跳び箱にも使用されています。
L.L.Beanの台頭
今や世界中で人気を誇るL.L.Bean(エルエルビーン)のトートバッグ。
そんなビーントートはもともと、「ビーンズ・アイス・キャリア」と呼ばれ、氷の塊を運ぶために作られました。
電気冷蔵庫がなかった当時は、冷蔵庫の代替品としてアイス・チェストと呼ばれる木製のボックスの上段に氷を入れて物を冷やしていたのです。
冬に凍った湖で切り出した氷を貯氷庫で保存し、夏の間はアイス・チェスト用の氷として小さく切り売りしていました。
その氷を家まで運ぶための道具として丈夫なキャンバス地を使ったバッグが販売されていました。
これがそのトートの前身、「ビーンズ・アイス・キャリア」です。
氷が溶けてもすぐに水が染み出ることがないように、当時から24オンスという厚めのキャンバス生地を使用していました。
頑丈な作りとシンプルなデザインの所以であり、それは今も変わっていません。
1965年には現在の「ビーンズ・ボート・アンド・トート・バッグ」として販売されるようになりました。
商品名となる「ボート・アンド・トート」は、“ボートに乗る時に必要な荷物を詰めて、どこにでも持ち運べる”という意味です。
今日では、タウンユースからガーデニング、収納、様々なアウトドアシーンで使われています。
日本の帆布の一大産地「倉敷」の帆布
岡山県倉敷市。
ここ日本にも帆布の生産を行い、世界的にも高い評価を受けている産業があります。
それが「倉敷帆布」
国産帆布生産の約70%を占めている一大産地です。
1888年より伝統を紡ぎ、革新を織り続けてきた「倉敷帆布」
その品質を裏付けるのが、130年以上受け継がれてきた高度な糸撚り技術の歴史です。
綿100%の原糸数本を撚り合わせて生み出すしなやかさと強さを併せ持つ糸は、 職人の経験と感覚を頼りに、現在では希少な「シャトル織機」によって織り上げられ、 美しく整った帆布へと生まれ変わります。
厳しい規格を徹底し、最高の技術力で織りなす最高品質。
綿花という自然の恵みと人の想いが育てた、ぬくもり溢れる一級帆布。
たくましく、やさしく、心に語りかけてくるような風合いは、 丁寧に、大切に、手間を惜しまず、妥協せずに“本物”を追い求めた証になっています。
どことなく上品な仕上がり
そんな類をみない丈夫さとしなやかさをもつ倉敷帆布。
そして、細やかで丁寧な縫製技術。
生地と縫製の両面を世界的にも高水準な日本の職人技術によって仕上げられたキャンバストートバッグ。
カジュアルなアイテムでありながらどことなく上品さが漂うテイストは、日本製ならではのプロダクトです。
生地による丈夫さはもちろんですが、倉敷帆布ならではのタフさとしなやかさ、日本の職人ならではの細やかで丁寧な縫製力は、ずっと使える要素を後押ししてくれています。
私たちの日常に寄り添い続ける、日本製のキャンバストートバッグはそんなプロダクトといえるのではないでしょうか。
利用シーンに合わせたサイズバリエーション
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■カフェなどちょっとしたお出かけに
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