日本製のすり鉢は美濃焼がおすすめ | 歴史が物語る品質と愛され続ける人気の理由
日本製のすり鉢は美濃焼がおすすめ | 歴史が物語る品質と愛され続ける人気の理由
毎日の料理で
「ちょっとごまを擦りたいな」
「美味しいとろろを食卓に出したいな」
そんなとき、どんなすり鉢を使っていますか?
手軽だから100円ショップで、という人もいるかもしれません。
でも、せっかくなら
「より美味しく、使いやすく、そして長く愛用できる」
そんなすり鉢を選んでみませんか?
そこで今回おすすめしたいのが「美濃焼(みのやき)」のすり鉢。
「美濃焼って聞いたことはあるけど、なんで美濃焼がいいの?」
そんな疑問を感じる方もいるかもしれませんね。
今回は、日本の食文化を支え続けてきた美濃焼のすり鉢が、なぜこれほどまでに多くの人に選ばれ、愛され続けているのかをご紹介します。
少しでも美濃焼すり鉢の魅力が伝われば嬉しいです!
歴史と技術が育んだ美濃焼すり鉢の「品質」と「強み」
美濃焼は、主に岐阜県東濃地方で作られている陶磁器の総称で、その歴史は古く1300年前にさかのぼるともいわれています。
それだけ長い間、私たちの生活に寄り添う器が作られてきました。
その中でも、すり鉢においては美濃焼が一大産地。
「すり鉢日本一の産地」になっています。
(※生産窯元によるデータ含む)
この圧倒的なシェアと人気を支えているのは、単なる量産体制だけではありません。
そこには、長年培われてきた「確かな品質」と、使い手への細やかな配慮が息づいているんです。
職人の技が光る!「櫛目(くしめ)」のすり味の秘密
すり鉢の命とも言えるのが、内側のギザギザとした溝「櫛目」
美濃焼のすり鉢の多くは、この櫛目が非常に優れているといわれています。
硬くて丈夫な陶土(材料)
美濃焼は、硬質な陶土(とうど)を高温で焼き締めるため、すり鉢本体が丈夫。
これが、硬いごまやナッツなどを擦るときでも、櫛目が摩耗しにくく、確かな「すり味」を長く保ってくれます。
手作業で引かれる「菊模様」の櫛目
すり鉢の櫛目は、熟練の職人さんがひとつひとつ手作業で入れています。
その櫛目は、まるで菊の花びらのような美しい模様を描き、「菊目」とも呼ばれます。
機械では再現できない、櫛目の「位置」「角度」「深さ」が、職人の目と手によって絶妙に調整されています。
この細かな技術のおかげで、食材が逃げにくく、軽い力でも効率よく、しかも香り高くすりつぶせるんです。
櫛目がしっかりと食材の細胞を潰すことで、香りの成分を最大限に引き出し、料理を格段に美味しくしてくれます。
「ごまを擦るときの香りが全然違う!」と感じる方が多いのは、この手仕事の賜物なんですね。
日常使いで嬉しい「機能性」と「デザイン」の進化
美濃焼のすり鉢が現代のキッチンで愛され続けるのは、伝統の品質を守りながらも、現代のニーズに合わせて進化しているからです。
「すって、混ぜて、そのまま食卓へ」の万能さ
美濃焼は、土物らしい素朴で温かみのある風合いが魅力。
最近では、和洋どんな料理にも合うシンプルでモダンなデザインも増えています。
そのため
1.調理器具としてごまをすったり、食材を潰したりする
2. ボウルとして調味料を加えて和える
3. そのまま食器として食卓に出す
という「ワンステップ調理」が完結するんです。
調理してそのまま食卓へ。
調理器具がそのまま食器としても使えるので、洗い物も減らせて、何より擦りたての美味しさを無駄なく味わえるのが嬉しいポイント。
食卓にそのまま出せる「デザイン性」
調理器具っぽさがなく、おしゃれな器としても完結できるのがすり鉢のいいところ。
注ぎ口がついた「片口すり鉢」もたくさんあるので、作ったドレッシングやタレをそのまま食卓に出しても液垂れしにくいメリットも。
まるで「おしゃれなボウル」のような感覚で使えます。
「におい移り」しにくい陶器製
にんにくやスパイスなど、香りの強いものを擦った後のにおい残りは気になりますよね。
陶器製のすり鉢は、プラスチックなどに比べてにおい移りがしにくいというメリットがあります。
使った後すぐに洗えば、次に使う食材の香りを邪魔することもありません。
美濃焼すり鉢で「ワンランク上の食卓」を実現する
美濃焼のすり鉢は、単なる調理器具ではありません。
それは、日本の食文化の歴史と、熟練の職人技が凝縮された「生活の道具」です。
手間をかけてごまを擦ることで、市販のすりごまにはない「擦りたての豊かな香り」と「風味の深さ」が生まれます。
このひと手間こそが、料理をワンランクアップさせ、食卓を豊かにしてくれます。
もし買い替えを検討していたら、この機会に日本の伝統が詰まった美濃焼をキッチンに迎えてみませんか?
料理の時間がより楽しく、より豊かになれば嬉しいです。
明治43年創業!日本一のすり鉢屋さん
すり鉢の櫛目は硬くて丈夫。
それでいて菊模様のように美しい。
その技術こそ伝統の技。
美濃焼の街に明治43年創業
昔ながらの伝統の技を受け継ぐの「マルホン製陶所」
1社だけで、すり鉢市場の60%の生産高を誇っています。
近年は伝統の技に新しい試みを行い、料理の裏方で使われていたすり鉢を食卓に上げても遜色ないデザインを工夫しています。
美濃焼 | 片口すり鉢 櫛目のすり味と注ぎやすいすり鉢 [岐阜]
販売価格
価格帯: ¥ 1,870 – ¥ 3,080 (税込)
商品紹介
料理に合わせて選べるサイズバリエーション
使いやすいシンプルなカラーリング
調理はもちろん、そのまま器として食卓でもご利用いただけます。
また、美濃焼の産地でもある岐阜県東濃地方の素材「東濃ひのき」を使用した「すりこぎ」もオプションでご用意しています。
ぜひこの機会に「MADE IN 岐阜」を揃えてお楽しみください。
美濃焼 | 片口すり鉢 櫛目のすり味と注ぎやすいすり鉢 [岐阜]
販売価格
価格帯: ¥ 1,870 – ¥ 3,080 (税込)
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